
Artist's commentary
熟睡する加古と姑息な提督
すうすうと小気味いい寝息を聞き取ると私は鍵をかけ、カーテンを閉めた。
加古を秘書艦に据え、演習と遠征で皆が出払う午後は私の最も楽しみにしている時間だ。
執務室のソファを我が物顔で占拠し秘書艦の仕事もそこそこに午睡に勤しむ加古。
その抵抗のない脚を持ち上げ、ソファの上で大股を開かせる。
普通なら起きようものだが、それはないことを私は学習している。
他の鎮守府では艦娘と肉体関係のある提督もいるようだが、私にはとても真似できない。
自分にそこまで自信は無いし、何より嫌われるのが怖かった。
しかし周りに若くみずみずしい娘たちが溢れていると、我慢できないものがあった。
熟睡する加古の股間を眺め回して夜のネタにする――
それが臆病な私の限界だった。いや、十分に犯罪なのだが。
短いスカートをめくり上げると、眩しい純白の…しかし飾り気のない安そうなショーツが露わになる。
覗き見ておいて言うのもなんだが、恐らく加古はこれと同じものしか持っていない。
(ちなみにナプキンが付いていたらここで諦める。血は苦手だし、上手く戻せないかもしれない。)
ショーツをずらし、手入れを感じさせない生やし放題の陰毛に包まれた秘所を眺める。
少年のように出撃していく加古も、体はすっかり尻の毛まで生え揃った女の体なのだ。
安らかな寝息に合わせて艶かしくうごめく秘肉と肛門をひとしきり眺める。
顔見知りの、しかも若い娘の、尻の穴まで凝視できるこの時間は至福以外の何物でもない。
軽く匂いを嗅ぐ。鼻を押し付けて嗅いでも起きないだろうが、夢が壊れる気がする。
それにしても生で見るのはやはり違う。これを目に焼き付けておけば今日の夜も困らない。
妄想の中の加古は都合よく喘ぎ、ここで気のゆくまで搾り取ってくれるだろう。
まだまだ大丈夫かとは思うがそっとショーツを戻し、最初の通りに寝かせなおす。
「この変態ヤローが!!」などと言いつつ夜戦で3桁を出す豪腕が唸れば
私の首は解任を待たず物理的に飛ぶだろうから。
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睡姦じゃなくてこう、見るだけとかって何てタグつければいいんだ。
やっぱり睡姦は勇気ありすぎというか、無謀すぎてなかなか感情移入できないんです。
寝ているところにつけこむっていうのは
もっとこう、計画的で、打算で、卑怯で、姑息で、背徳的でその…ね!あるじゃないですか!
…ないですか。