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Artist's commentary
トヨタ・セリカ ラリーカー ’72 R.A.C.ラリー
1972年の終わりごろ。
世界ラリー選手権の初年度がまもなく始まろうとしていた時期のRACラリー(イギリス)。
この伝統の一戦に、日本から赤い小さなマシンが姿を見せました。
そう、それはフェアレディZ・・・も参戦していましたが、今回の主役はセリカです。
当時のトヨタは、欧州での宣伝を目的に活動を始めたばかり。
70年ごろからコロナ・マークⅡなどで散発的に海外ラリーへ出ていましたが、 特にこの年のRACラリーは、後にトヨタのラリー活動を支える存在となる 「オベ・アンダーソン」と初めて組んだ重要なイベントでした。
この出会いをきっかけに、 彼とトヨタはトヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)を通じて長い関係を築いていきます。
ちなみにこの時の成績はというと、 わずか135馬力のセリカは総合9位で完走。
東の国から来たこの小さな車が、ラリーという長い旅路に発った、その瞬間でした。

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