Artist's commentary
守矢神社社報・早苗さんコラム
「神様への拝礼作法は、一般には二礼二拍手一礼といいますが、洩矢様のスペルカードで皆様ご存知の通り、二拝二拍(手)一拝です。
この“拝”についてですが、ただ頭を下げるのではありません。正しくは腰から90度上体を折り、両手は脚の前面に添えた状態、この場合だと膝下あたりになるでしょうか、そうした状態のことをいいます。この写真のとおりです。
90度も腰を折るのは恥ずかしい、と思うかもしれませんが、拝礼の時には参拝者はただ神様と向かいあうのみです。衆目は気にせず、そのような気持ちは捨て、ひたすら神様への敬意を込めて拝礼を行いましょう。
これを二回行い、拍手を二回打ち、そしてもう一度拝を行います。より正確には、最初は“二拝”ではなく“再拝”という、“一拝×2”ではなく“再拝”というひとつの流れの作法なのですが、一般の人はそこまで気にする必要はありません。
拍手については、『魏志倭人伝』(『三国志』のうち『魏書』の最後の巻、「烏丸鮮卑東夷伝第三十」の中の倭人について記された部分の通称)の中にもみえる貴人に対する挨拶の作法で、日本古来の、そして独特の風習です。
拍手を行うときには、まず両手を合わせ、そこから右手を一関節分手前にずらし、それから二回打ち、打ち終わったら右手を戻して両手を合わせ、それから手を下に降ろす、のが丁寧な作法です。
また、神前に参上したとき、拝礼が終わって退出するときにその挨拶として礼を行うと、より丁寧でしょう。
神前に出る場合はこんなミニスカートではなくてもっとフォーマルな衣装が望ましいですが、
まあ最低でも神様に失礼のない衣装で参拝するのがよいでしょう。心も大事ですが、外見、そして作法は神様への敬意をあらわす第一歩、
おろそかにしないようにしたいところです。ちなみに守矢神社本社にはこういったミニスカ天狗が時々参拝に来ます。
人間の方がこちらへ参拝するのは大変難しいですので、博麗神社の分社でご拝礼くだされば充分ですが、どうしても本社へ参拝したい、という人がいらっしゃいましたら、博麗神社巫女の博麗霊夢さんに相談してみてはいかがでしょうか。奉賛の内容によってはこちらまで案内してくれるかもしれません。
では今回はこれまでです。東風谷早苗でした。それではまた。」

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