Artist's commentary
「別に、「」さんは、今は私の何かとかではありません・・・」
妖夢さんは青娥さんの言葉に答えた。そんな妖夢さんを見て「はっ?」と、青娥さんは驚き、「貴女が「」さんの恋人か何かではないので?」と妖夢さんに聞くと、「ち、ちち・・・違いますよ・・・なんでそう考えるんです?」と妖夢さんは顔を真っ赤にして慌てていた。「あら、だって、貴方達は先ほど手をお繋ぎでしたものですから・・・私、てっきり・・・」「あ・・・あれは・・・。」あわあわと妖夢さんは狼狽する。「じゃあ、愛人?」と青娥さんが言うと「ち、違います!・・・それじゃ・・・、私が本命じゃない・・・あっ」と妖夢さんは口を噤んだ。「僕らは普通の友人同士ですよ。ねっ、妖夢さん。」と僕は妖夢さんに聞いた。こういうすぐ誤解をする人はとても困る。妖夢さんは「・・あ・・・はい」と力なさげに答えた。「はぁ・・・ただの友人。布都様にも同じ様な事言っていた様な・・・。ああ・・・そういう事ですか。うふふ・・・それにしても布都様も貴女も何故、この方にこうもお熱くお慕いなさるのでしょうね」と青娥さんはにこにこと微笑む。「そんなの私の勝手です・・・」と妖夢さんは青娥さんを睨んだ。「なんででしょうなぁ・・・」と親父はため息をついて僕を見つめた。何故僕を見るんだ?「・・・あの仙人もどきのせいで遅くなってしまいましたね・・・」とおでん屋の帰りがけ、妖夢さんは呟いた。そうだね。布都ちゃんには少し悪い事してしまったね。と僕は答えた。「そうですね。布都さんには・・・」と妖夢さんは俯く。「「」さんはあの人の事知っていましたよね?いつ知り合ったんですか?と妖夢さんに聞かれ、僕は今朝の事を妖夢さんに話した。「そうだったんですか・・・。彼女が何を考えているか分かりませんが、気をつけて下さいね。もし何かあれば、私を呼んで下さい。」と妖夢さんは僕の手を掴んで言った。多分大丈夫だよ。と僕が言うと、「・・・そうですか・・」と僕を握る手を強めて・・・。そして、何か意を決したかの様に口を開いた。「私達は・・・友人同士ですね・・・。私達、恋人か何かと間違われたみたいです・・・。多分、こうして、手を繋いで歩いてる今も勘違いされてますよ。「」さんはそれでいいんですか?」と妖夢さんは聞いてきた。僕は、周りは周り、僕らは僕らさ。僕らが友人同士と思っていれば友人だよ。と答えると。「そうですか・・・」と言って、それっきり、妖夢さんは黙り続けてわっふるわっふる

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