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Artist's commentary
焼塩との秘密の関係
「鍵閉めといて良かったね、ぬっくん」
焼塩が長い静寂を破って声を出す。
その身体からは先ほどまでの汗とは違う、冷や汗が滴り落ちたように見えた。
「間一髪だったな」
こんな時間に部室に来るとは思わず油断していた。盗聴器の類がまだ残っていないかどうかに気を取られすぎていたな……。
「八奈見さん、忘れものでもしてたのかな。なんか焦った顔してたけど」
それでもビッグサンダーを三段重ねで食べる余裕はあるようだが。
「そっか……八奈ちゃん気づいちゃったかな」
焼塩が神妙な面持ちでつぶやく。
「いや、俺たちが中にいることは気づいてなかったと思うけど」
「ふふっ、そーゆーとこだよ、ぬっくん。あたしはまだ全然余裕あるし、続き……しよっか」
「えっ、もう解散じゃ」
「ダメ。今日は最後まで付き合ってもらうから」
焼塩の顔が猛禽類のように鋭くなる。
ああ、これは相当絞られるやつだ……。
俺は明日の通学を市電にすることを決意して、焼塩の濡れた肢体に触れた――。
8巻まで読んだ結果、檸檬ちゃんが好きになりました(単純)

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