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Artist's commentary
栄光のジョニー=レブ(1863)
背嚢を背負い、小銃を肩に、火線へ向かって行進し、ヤンキーの兵士を殺す。
突然描きたくなった。南北戦争時の南軍の歩兵大尉と伍長です。だいたい北ヴァージニア軍あたりの軍装です。
左の伍長は少し色合いの異なる灰色のシェルジャケット上下を着、私物のスロウチハットをかぶってます。雑嚢と水筒は敵からの鹵獲品で、たったいま敵の軍靴を拾ってきたようです。小銃は墺製ロレンツM1854ライフルマスケット銃です。
将校の方は1862年に規定されたタイプのケピを被り、ダブルブレストのフロックコートというフランス軍風の軍装です(でも野戦ではこんな着こなしは希でした)。
ソードは戦前制定された合衆国軍のもの、左手のピストルは南軍独特のル=マット拳銃です。