Danbooru
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  • ? muimui (4242564muimui) 351

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Character

  • ? miramikaru riran 560

General

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Information

  • ID: 8665615
  • Uploader: thelieutenant »
  • Date: over 1 year ago
  • Size: 5.08 MB .jpg (3072x3072) »
  • Source: pixiv.net/artworks/115704138 »
  • Rating: General
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miramikaru riran (cookie) drawn by muimui_(4242564muimui)

Artist's commentary

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  • 教えてやるよ 残酷な現実をな

    防戦一方。息をつく暇も無いほどの攻撃の雨、それを何とか堪えるメカニカルリランの機体には、もう限界が近づいている。
    「リラン!いい事を教えてやるズラ。この世界に、ある日1人の女の子が飛ばされて来たズラ。」
    「女の子…!?」
    「そいつはな、世界移動のショックに身体が耐えきれず、バラバラになった。でも死んだわけじゃない。別々の2人に分裂したんだ、この世界に本来居ない存在だから起きたバグみたいなもんズラ。」
    「な、何の話リラ?」
    「分からねぇズラ!?お前と、アタシの話だよ!お前はずっと、自分が捨て子だと思ってたろう?どこかに両親が居て、いつかは会えるかもしれないと!思ってんだろォ!?だからアタシに生き別れの姉妹だなんて、セリフを吐いたんだろ!」
    「そんなのとんだ夢物語ズラ!お前はアタシは元々1人!ここが生まれ故郷でも無ければ、家族なんてものは存在しない!そもそもアタシ達自体、元々存在するはずのないバグなんだズラ!」
    「そ…、そんな…そんなこと…!」
    何の話か頭では分からなかった。しかし身体が知っていた。
    無理やり呼び起こされた記憶に、思考がぐるぐると渦巻く中、何とか言葉を絞り出す。
    それは心からの疑問だった。
    「じゃあ!じゃあ私たちが戦う理由なんて無いリラ!ズラン、こんな事もう…!」
    「憎いな、リラン。」
    「…!!」
    「この世界に産み捨てられて、研究所に拾われて、ロボットが動かせたからってエージェントの仲間入りか?何も知らないで幸せそうにいるお前が憎いズラ。でも、別にお前だけじゃない。何もかもが憎いズラ。」
    「だから壊す。失うものも、帰る場所も、産まれた意味も無いのなら、ただ衝動のままこの世界をめちゃくちゃにしてやるズラ…。それをアタシの産まれた意味にする!!」
    「…ッ!ズラン!!!」
    突きつけられた現実をまだ飲み込めないまま、それでもリランの思いは変わらなかった。
    ズランを止めなければ。レバーを握り、メカニカルリランを起き上がらせる。
    対するメカニカルズランも再び武器を構え、歩み寄る。
    「立ってみろズラ!お前が、お前が生きているだけで、アタシは!存在を否定されている気分なんだよ!!」
    「私は!私はズランが生きていていい!生きていて欲しいリラ!だってそれが本当なら、私たちはこの世界でたった2人の…!」
    「アタシはお前が存在して欲しくないッ!!」
    メカニカルズランの一太刀がメカニカルリランに直撃する。
    ゆっくりと崩れ落ちて炎をあげる機体を背にリランは走り出す。
    愛機を失った悲しみと、それ以上に心にまざまざと刻まれた存在の否定。それから逃げるように一歩一歩と、戦場から離れる度にかえって痛いほど胸に突き刺さる。泣きじゃくりながらも、それでも逃げ延び、仲間たちに回収されるのだった。
    一方、障害を排除できたことでいよいよ目的のため動き出したズランの「人を狂わせる」能力によって、各地では暴動が起こり始めていた―。

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