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Artist's commentary
嫉妬
泡に消えた人魚がいた。
魔女との契約。人の足を得る事だけでは済まなかった。
青く澄み切った水のようだった彼女の心は、光の届かぬ海底へ落ちていく。
「見たくない!見たくない!」彼女の良心は目に映るモノを拒絶する。
『否定する。否定する。』悪魔は見るモノ全てを破壊する。
「なんで私が!」儚い希望は悪意に変わる。
『憎い。憎い。』
これは誰の感情? 人魚?人間?悪魔?