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Artist's commentary
金髪ヘイゼルな少女がジト目で見つめてくる件について
「みつけたわ、この男よペテロシェヴィッチ」
「この男ですかお嬢様」
一仕事終えて帰宅する途中、金髪の少女とスティー●ン・セガール似の大男(服装からしてこの娘の執事か何かか?)
の二人にいきなり呼び止められた。 一体なんなんだこの二人組は。
「ええ、間違いないわ。邸内の監視カメラに映っていた男と同じ顔だもの」
「やはり、この男が」
「…私の部屋に侵入しただけでは飽き足らず、下着を咀嚼・嚥下して逃走した犯人で間違いないわ」
ちょっと待て、俺はそんなエクストリーム・下着ドロなんて競技を選択した覚えは無いぞ?
「左様ですか、では対象の処分は如何様に致しましょうか」
「ダイオウグソクムシの餌にしなさい。手段は貴方の創意工夫に任せるわ、ペテロシェヴィッチ」
まて、頼むから少し話を聞いてくれ。
流石に出会い頭に脳内デジタル放送を受信してしまっている少女とその手下1に
一方的に×××××されそうになっているのは想像の斜め上すぎる。
「…と、言うわけだ。私個人としては、君に何の恨みも無いが──これも仕事でね」
大男が懐から何かを取り出す。…何か?この状況では一つしかないじゃないか。
どうみてもあれだ、トカレフだ、あの黒いアレは。意外とおもちゃ臭いな。
「じゃあね。」
──うん、これは夢だ。
きっと多分恐らく夢だ。オッドアイカワユス間違いなく夢だ。