
Artist's commentary
チルノと触手 捕獲編
■ある日のこと。いつも遊び相手にしている大妖精が見当たらなかったため、チルノは一人で魔法の森を散策していました。鬱蒼とした森はひどく不気味で、好んで立ち入る者はほとんどいません。しかし能天気なチルノはそんな空気など気付きもせず、歌を歌いながらどんどんと森の奥へ進んでいきます。魔法の森の奥の奥…そこで見つけた深い深い洞窟。いかにも何かが巣食っていそうな洞窟に、チルノは目を輝かせます。「ここなら強い相手と勝負できそうね!あたいは最強、ゆえに誰にも負けないわ!」そんなことを、洞窟の中へと聞こえるように叫びながら、チルノはどんどんと奥へ進んでいきます。そこに巣食う魔物が、どれほど恐ろしいかも知らずに…。――しばらく進むと、急に辺りの気温がぐっと下がったような気がしました。氷の妖精であるチルノはそれに気がつくと、さっと臨戦態勢をとりましたが――前方の暗がりから突如、何本もの触手が伸びてきました。咄嗟に攻撃をかわした、と思いきや、背後から襲い掛かった触手に手足を拘束されてしまうチルノ。こうなっては、自慢の冷気も上手に操ることができません。力ずくで脱出しようとしますが、触手の力は存外に強く、拘束を緩めることは決してありませんでした。こうして、あっけなく触手に捕らえられてしまったチルノ。しかし彼女は、これから己の身に起こる凄絶で淫靡な運命を、想像するほどの知能も持ち合わせてはいなかったのです―――。■5月9日付R-18DR56位ありがとうございます。■次回:陵辱編pixiv #10716414 »