Artist's commentary
ゆえに女装を描きたいわけではないのである
大航海時代、長期間海上にある船では、ビタミンCを摂取することが困難でした。それゆえ壊血病がはやり、海賊よりも恐れられたのです。つまりは男を描きたくないからって描かないのはよくないに違いないのです。だから女装男を嬉々として描くことはなんら問題ないのです。ビタミンCを摂取しているようなものです。6巻の最後でマリーの話を聞いたら沢木を蛍が殴ったところを見て万歳するのはなんらやましいことはないです。生きていくうえで必要なことなのです。