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Artist's commentary
邯鄲
下から邯鄲の下着の所在の真偽を眺めようと近寄る者がいるが、邯鄲は足元を見ないで戦うため瞬く間に格闘術の足踏みの餌食となり命を散らす。彼らの脳裏には強くその光景が焼き付くことで長い間眺めたと錯覚するが、実際に見られたのは儚く短いひとときであった。
この様子を目に留めた沈既済が「邯鄲の夢」として自身の体験談に記したのが中国の伝奇、枕中記である。
これが日本に伝わり、邯鄲が下着を履かない事から「儚い」という言葉の語源となった。
うそやで