Artist's commentary
深夜の補習
【授業 | ガトリングレイド [pixiv] pixiv #42931153 »】→のリメイクになります。約二年半
久々に開口マスク描いたけど、蓋…良いですね。蓋から垂れる金具が堪らんです。
シュチュはよくわからないけどやっつけ謎SS付き↓
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夜、彼女達以外誰も居ない仄暗い教室に、快楽に呻く声が微かに響く。
「フ…ッ…フグゥゥ…ウ…ウウウ…」
「それじゃあ次の問題~」
その空間は只管に暗く、異様な光景が支配していた。座席に腰を下ろす二人の少女は、漆黒の堅牢な拘束衣を身に纏い それぞれ別種の口枷を咥え息を荒げながら空間に溶け込んでいた。
「委員長?この問題解けるかな」
「ウっ!?ンブウンブゥ!」
指名された少女は、顔面に這うハーネスを不自由な漆黒の手で覆いながら必死に首を横に振る。外そうと試みているのか、それとも"コレ"のせいで解けないと示唆しているのか。定かではないが確実に抗議していた。
「ホラホラ早く問題を読み上げて解かないと~…またお仕置きだよ?」
彼女達と同色の、漆黒のラバースーツを着る女教師は 委員長の首輪から延びるリードを掴みヒラヒラと揺らす。その行動に恐怖の表情を見せた彼女は、歪な唇から問題の答えであろう言葉を口にする。
「ア…ゥ……フ、ファンア…ブッ…」
涎にボトボトと机に垂らし、羞恥に打ち震えながら捻り出した言葉にならない声に、女教師は無慈悲な返答をした。
「ん~~~~不正解!!なんて言ってるか分からない!!」
その時もう一人、別の口枷を咥えたツインテールの少女が 拘束衣に包まれた右腕を高々と上げた。
「ウーーー!ウーーー!」
彼女は委員長とは違いどこか表情に余裕を見せるが、露出した肌には光沢するほどの汗が滲み出ている。もちろんそれは委員長も同じだった。
「お?分かるの?じゃあ蓋、取ってあげるね」
女教師が彼女の口枷中央から延びる蓋の鎖を握り、キュポンっという音と、恍惚な吐息が室内に響いた。
「はんあん!! はんあん!!」
解放された、カッポリ穴の開いた口から元気よく声が飛び出る。
「『三番』!せいかーーい!よくできました~、じゃあ蓋しめるよ?」
解放されたばかりの口に、再び封の蓋が押し込まれる。その時の彼女の表情は何処か蕩けていた。
まるで撫でられた子猫のように、短く甘い吐息を蓋の奥で吐いた。
その様子を隣で見ていた委員長に、女教師は顔面を限界まで寄せた。
「ダメよ?『ちゃんと喋らなくちゃ』…そのための補修でもあるのだから…」
「ウウ…ンウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……!!」
委員長の夜は、未だ終わる様子はない。