
Artist's commentary
ありまり
■魔理沙がアリスの家でおやつをたかっているようです。 ■ア「はい、お茶入ったわよ。砂糖入れちゃっていいのよね?」魔「おー。2コだぜ、2コ。あと、ミルクもたっぷりだ。」ア「はいはい。お子様ねぇ、魔理沙は」魔「お子様かどうかは関係ないぜ。私には美味いんだ、コレが。アリスこそどうかしてるぜ、ストレートなんてヘンな味で飲めたもんじゃないだろう。」ア「全く……。紅茶は、香りと味わいを楽しむものなのよ?魔理沙には分からないでしょうけど」魔「言ってくれるぜ。けど、私はこれでいいんだ。……はぁ、美味い。この美味さが分からないアリスは可哀想だぜ」ア「私の淹れた紅茶よ、全く。……どれどれ」魔「……ん?あ、ああーっ!」ア「うぇー、甘ー……。それにコレ、ミルク入れすぎよ。マイルドなんてもんじゃないわ。魔理沙に出すのは、ホットミルクでもいいかもしれないわね。」魔「お、おま、わ、私、カップ……!」ア「……?いいじゃない、一口くらい」魔「い、いや、か、かん、かんせつ……い、いや!なんでもない!」ア「……どうしたのよ。ああ、ストレートティー飲んでみたいの?はい」魔「え、ち、ちが……(ああ、でも、ここでアリスが口をつけたカップだからイヤだって言ったら傷つくだろうし、別にイヤって訳でもなくて、いやいや、私は何を考えているんだ……!)あ、ああ、そうそう!盗られてばかりじゃ魔理沙様の名前に傷がつくからな!」ア「泥棒って自覚はあるのね。全くもう……」魔「……(れ、霊夢だって言ってたじゃないか、女同士気にする事はないって……)んぐっ!……うぇー、ヘンな味ー……。」ア「お酒じゃないんだから……少しは味わって飲みなさいよ。一気飲みなんてして……。言ったでしょう、香りと味わいを楽しむんだって。まあ、魔理沙にはまだ分からないかもしれないわね。数十年もすれば分かるようになるわ、きっと」魔「……ってことは、アリスも何十年かミルクと砂糖入りだったのか?」ア「……。うるさいわね。」魔「へへー。アリスにも可愛い所があるじゃないか。」ア「もう、いいでしょ別に!ああ、もうクッキーは要らないのね?上海、仕舞っておいて頂戴」魔「ああー!まったまった!私が悪かった!」 ■まりありじゃなくてありまりのつもりだけど、まりありかも ■おや?動かない大図書館の様子が…… ■まりありまりでスキトキメキトキスでウォー!ってなって書いたら椅子が消えた