Artist's commentary
駆逐古鬼と青い目の提督
「何故ダ、何故負ケル? 布陣ハ完璧ダッタ。戦力モコチラガ上。ナノニ何故? ……ソウカ、貴様ノセイカ。忌マワシイ艦娘ドモノ中心。呪ワレロ、人ノ子メ!」 「全く手こずらせてくれたね。でも辛いことはこれでお仕舞い。さあ、私と一緒に行こう」 「近ヅクナ、汚ラワシイ!」 「何をそんなに怯えているのさ。もう終わったんだよ。戦わなくていいんだ」 「触ルな……私ニ触るな……」 「君の体、まるで魚のように冷たい。そんな服もう脱いで、ほら、私に触れて。私の鼓動を感じて、ね?」 「いや……やめて……」 「さあ目を覚まして、駆逐艦春風。初めまして。そしてようこそ、わが艦隊へ!」 ■北太平洋深海中枢泊地にて、着任104週目頃のエピソード。