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Artist's commentary
Don't look! Don't! I'm unsightly...!
前回illust/52032324が塗りや顔のデッサンがガバガバだったのでやり直した。ちょっとした修正だがほっといたらまた同じ失敗をしそうだし、とにかく成長したい。
どうでも良いが先日『理由』(1995年アメリカ)という映画を見た。死刑反対論者で人権派弁護士のショーン・コネリーが、強姦殺人の冤罪を着せられた死刑囚の黒人青年を救う話。冤罪の証拠を掴む為に奮闘するショーン・コネリーに、極悪警官ローレンス・フィッシュバーンらがえげつない妨害をしまくる。
映画を見ている側に、『人種差別はいけないんだ!哀れな黒人の青年にいわれの無い罪を着せるなんて、なんて酷いヘイトクライムなんだ!』という正義と友愛の心をひたすら植えつける展開。
そうしてやがて通る再審請求。そして黒人青年は逆転無罪!釈放!よくやったショーン・コネリー!悪徳差別警官ざまーみろ!………ここまでの展開で映画は7割がた進んでる。ここで終わってりゃ良かったんだけど、そうはいかないんだな。(以下ネタバレ)
…ハイ!真犯人は実はマジでこの黒人の青年でしたー!マジで子供を犯して殺すどうしようもない知能犯のクズ野郎でしたー!ショーン・コネリーの幼い一人娘を誘拐しましたー!悪の警官に見えたローレンス・フィッシュバーン実はめちゃ良い奴でしたー!二人で協力して犯人と対決しましたー!人権派弁護士のショーン・コネリーぶち切れてナイフで黒人メッタ刺しにしましたー!娘も助かりましたー!一件落着ー!
…大爆笑。差別関係ねーーー!そりゃそうだよ、差別されてるから良い奴、差別してるから悪い奴とは限らないよなぁ。耳ざわりの良い綺麗ごとを盾にする奴、おじさん大嫌いなんだよね。良い映画だった。今日はケツからビーフジャーキー食って寝ようと思う。