
Artist's commentary
【千国大河】死者の国クレイドル【第二期】
こちら【pixiv #50050950 »】の企画に参加させていただきます
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死者の国「クレイドル」
「一時でもいい、死ぬ前に思い出をやり残したことを
今だからこそ、やりたい事がある。」
そう多くの者たちが国へ訪れ、王へ救いを求め身を寄せ合う国がそこにはあった。
・深い森にひっそりと存在する、死を逃れた者たちが暮らす国。
国は緑豊かであり、水は透き通り、色とりどりの花畑が咲き乱れている。
余命を言い渡された者、不治の病にかかった者など死に近いもの達が
各々一番大事な物を手にし、それと引き換えに魔法をかけられた時計を渡され
民と認められ、国内のみで自身の時を止めることができる。
民の多くは命を伸ばした者たちであり、国内では「時を止めた者」と言われ
極一部の民達は健全の体のまま入国し、そのまま王の加護を受けず普通に生活している。
・人々が大事にしていたものを集め魔法をかける事で
物の記憶を辿り、組み合わせ国の原動である歯車の一部にしている
動く歯車に最後に大事にされていたものを投げ込み
飲み込まれ最後に落とされる鉱石は同時に民へ渡す時計の
原動力の1つになっている。また時計に埋め込むことのできない鉱石は
加工され、貿易の一つになっている。また、技術者も多く存在する。
▼所属について
民になる場合、種族について問いませんが
死者側として民になるのは難しいと思われますので
技術面を磨きたい、宝石加工をしたい、綺麗な土地で穏やかに過ごしたいなどの
極一部に当たる健全な体のままでの民希望であれば他はすべてお任せいたします。
民になった場合民の証として「健全者」にはサファイアの宝石が贈られます。
どのように加工していただいてもかまいません。
細かい補足→【novel/5793694】
上記の国の内容や時計について細かくかかれています(9月14日更新)
長い長い時の中、ひっそり人目につかぬように身を隠していた国は
大きな選択の時を迎えていた。魔王がなき今、門を開き新たな文化を取り入れるべきか
何も変わらず、ただいずれ迎える衰退を待つべきか
先の見えない、国の行く末に王はただ一人別れ道に立たされていた
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サファイアの女王「エデン」
◆身長:160cm 年齢:100歳
一人称:私 二人称:あなた、~さん
ポイント→15pt (強靭:0 知能:5 器用:5 機敏:0 幸運:5)
「私はこの国へ助けを求める者達の為にあり続けたい
例え私の行為が、この国が神に背いてると
悪だと言われても、私は最後の救いでありたい」
代々後に王となる子供が生まれる時、同時に歯車から生み出される
宝石の種類で通り名が付く、エデンの際にはサファイアが同時に生まれた。
エデンがサファイアを使い加工する装飾品はどれも美しく輝く。
性格は穏やかであり、時折好奇心旺盛な部分がのぞく。
王となり長い間、多くの死に近い者と話し
時には国に訪れる旅人の話を聞き常に中立であり、正しく王座に座ってきた
しかし、外交に疎い上に技術面を活かせずに居ることに内心焦っている。
城から出たことは王になってからなく、暇なときは高い塔の上から
国を見渡している。最近ではペットの亀以外本音を話せる相手がいない。
新しい王が生まれるその瞬間まで、国の外を見ることは叶わない為
国の為により多くの知識をと思い本を読み漁る日々。
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素敵な絆を結ばせていただきました
傭兵ベイラさん【pixiv #52452350 »】
国には力が必要だった、最初の一歩を踏み出すため
助けを求める多くの人々を助けるため、全ての門をひらき続けるために
この国を保つ美しく輝く宝石と時計を守るために、戦う力を手に入れたかった
そんな最中、ひとりの男が国へ訪れた
「あなたが旅人の方かしら、どうですかこの国は美しいでしょう?
ただ他の国と少し時間がずれているから、時計を見る際には気をつけてくださいね」
「…え、何を笑ってるんだって?いえ、私そんな口をきかれたのも
こうして普通にお話するのも随分久しくて…皆、私にかける言葉は
助けを求める悲鳴ですから。なんだか、この感覚…遠い昔を思い出します」
「ベイラさんはとてもお強いんですね…!
いえ、あのこの国は実は武力もなければ兵もあまり戦えるものが居なくて…
外に出れるものも少ないですし、今後を考えたらベイラさんのように
強い力も必要になってきますね…」
「特別にご紹介しますね、私のペットの亀くんですっ
…あら、冷静に考えてみたらうさぎとかめですね…絵本みたいっ」
「…ベイラさん、お話があります。
私と、この国にあなたのその力を貸してはいただけないでしょうか
この国がこの先、長くあるために。多くの者を救うために
守る力と、戦う力私はどちらも欲しいのです。
神に背いてる、悪だと断罪された時、私はこの国と民を守る力が欲しいのです」
国を守る為、民を守る為、女王は1人の男と絆を結んだ
自身が見たこともない外の世界を、力を、そして最初の一歩を踏み出す勇気を
女王は男に求めたのだった
力を手にした女王は高らかにこう告げた
「助けを求める者には救済を、悪と叫び民の最後の瞬間を奪うものには制裁を」
青い瞳をした女王は歴史書に「神」として「魔女」として名を刻まれた
何か問題点・不備等ありましたら、お手数をおかけしますがご連絡お願いいたします。
キャプションは随時更新いたします