Artist's commentary
9月10月の里奉ちゃん
ハロインは9月から始まっている!!!
氷菓コミカライズついに9巻が発売されましたね!なんとまさかの里奉表紙!予想だにしてない!タスク先生のサイトでは男二人で花がないから大丈夫か?とかおっしゃってましたけど大丈夫だ問題ない、めろんぶっくすの特典にはなんとイリスちゃんとえるちゃんの水着クリアファイルがつくよやったぜ!!!
ということで9巻は全面的に私得の巻になりました!
中身は、私がアニメ氷菓を楽しく毎週見ていただけなのに、突如として大沼にズバコーーーンとはめられたクドリャフカの順番収録巻ですね。里志の期待してるよ、ホータロー。の響きに、まやかちゃんが結局自分も河内先輩を選べないとわかってしまう話、えるちゃんは自分を見極めて、たなべくんの世界のムネはその叫びに気づかない。この文化祭で、古典部の関係もめぐるましく変わっていく。たったひとり折木奉太郎は椅子の上でやるべきことをやるだけ。まだ移る色合いに気づけないまま。
そんなかんじの!!!!なんかもうポエミーになっちゃうくらいの!!!最高に苦くてしぶい、きらきらした青春がつまった文化祭後編!!!!!!9巻!!!!!!!
とりあえず言いたいことは多かったけど、なによりも!!!なによりもなことが!!今回はアニメよりも小説基準になっているせいで、あの物議をかもした、陸山くんからたなべくんへの閉会式での「おつかれ」シーンがカットされているということですね… あれ…カットしちゃうの…
氷菓の中で陸山くんが出てくるシーンは少なく、古典部が知っていることと、たなべくんが話す彼の様子が全てなわけです。メタ的な話ですけど。
つまり、私達の中にうかぶ陸山くんは、たなべくんの中にいる陸山くんが全てなのです。たなべ君が語る天才的な才能を持つ陸山くんという姿が全てなのですよ!!!!!私たちにそれ以外の陸山くんを知り得るのは生徒会長という肩書のみなのです…それってとってもこう、なんか、恋人を思い描くさまに思えません?思えません?そうですか?
今回のコミカライズ版では原作の古典部シリーズとおなじ構成になっているので、アニメの構成と変えてきたというのはやっぱり漫画として読ませるのは原作に習ったほうが区切りがいいからって言うことなんですかね…それであの「おつかれ」が消えちゃうのはすごくもったいない気もするのですが、漫画版で「おつかれ」かいちゃうと読み手も混乱するから??なのかな???腐女子すごいあそこで混乱したので…。私はいまでも混乱し続けています。結局なんなのあの「おつかれ」!!!!すごいホモ!!!!!!!(ちなみにあの「おつかれ」はアニメオリジナルですけど、氷菓の線画集に「田名部に向かってお疲れという陸山」というのが明記してあります。ホモ。)
とまぁここまでくがたなについて語ってますけど、いりえるの当たりも今回とっても見ものなのでそのへんも楽しんでいってね!