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Artist's commentary
わるさめのその後
pixiv #50009763 »の続き
わるさめがどうなるのか気になる方がいるそうなのでざっくり書きました。
たぶん、皆さんが望んでる感じではないと思いますよ?
本編(?)↓↓↓
電「司令官さん、春雨連れてきたのです」
羽侘「? もう東京急行から帰ってきたの?まだ10分も経ってないよ?」
電「え?」
羽侘「え?」
電・羽侘「「…………」」
羽侘「い、電さん…そちらのぐったりしている方は…?」
電「…は、春雨です……よね?」
羽侘「いやいやっ!私に聞かないでよ!?ていうかどう見ても駆逐棲姫じゃん!なんでここにいるの!!?」
電「知らないのです!鎮守府近海にいたのですっ!」
羽侘「なんで連れてきたの!!?」
電「春雨がコスプレしてるだけだと思ったんですよ!電だってまさかこんなところに駆逐棲姫がいるとは思わなかったのですぅ!!!」
羽侘「ってか、なんでぐったりしてるの!!???」
電「あ、それは逃げようとしたので電がヤりました」
羽侘「へ、へぇ~…」(電△…)
電「…司令官さん、この子どうしましょう?」
羽侘「う~ん…とりあえず、2択だね…向こうさんに帰すか、……このまま沈めるか」
電「!?」
羽侘「連れてきたのは電だからどっちにするかは電が決めてね」
電「…あ、あの――」
羽侘「ちなみに捕虜とかは無しだよ」
電「っ!?」
羽侘「うちにはそんな余裕も権限も無い…大本営(うえ)に隠し通すことも難しい……何より、いつ爆発するかわからない爆弾は置いておけないよ」
電「・・・・・・・・・・・・」
羽侘「・・・さぁ、電。帰すか、沈めるか・・・どっちにする?」
電「・・・司令官さん、たとえ敵であっても命は助けたいって…おかしいですか?」
羽侘「おかしいよ、殺らないとこっちが殺られるのが今の現状だからね」
電「・・・・・・・・・・・・」
羽侘「でも、殺し合いが当たり前な世界なんて私は大っっっキライだよ!!」
電「?!」
羽侘「おかしくて結構!沈めた数より救った数の方が未来の自分に胸が張れる!!」
電「司令官さん・・・」
羽侘「もう一度聞くよ電!あなたはどうしたいの?」
電「電は、この子を帰したいです!!」
羽侘「OK♪おーい!!りゅーじょー!」
龍驤「長いねん!!いつまで待たせとんやっ」
羽侘「いつからドアの前で待ってたの?」
龍驤「でんちゃんの「司令官さん、春雨連れてきたのです」からや」
羽侘「超序盤じゃんっ!さっさと入れば良かったのに・・・」
龍驤「入れる空気ちゃうかったやんか・・・で?一体どないするんや、これ・・・」
羽侘「北方海域に姫いたじゃん?あの子に渡したらいいんじゃない?」
龍驤「適当やなぁ」
電「龍驤さん、ごめんなさいなのです。電のわがままのせいで・・・」
龍驤「別にかまへんよ、でんちゃんにはいつも世話になっとるし」
羽侘「あ、途中で目を覚ましそうなら轟沈しない程度に気絶させていいからね」
龍驤「はいよぉ~」
電「な、なるべく穏便にお願いするのです・・・」
羽侘(あんたが言うな)
この後、無事(?)ほっぽちゃんに預けられたわるさめは仲間のところに帰って行きました。
しかし、しっかり恐怖が心に刻まれたらしくしばらくは鎮守府近海どころか大規模作戦にも参加できませんでした。
・・・・・・という感じでどうでしょうか?
あくまでも私の中ではプラズマ化するのは相手が“春雨”の時だけなんですよ~。
駆逐棲姫に対しては基本いい子モードですね、春雨だけが特別なんですねぇ