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Artist's commentary
マリアの『詠唱』
『異世界迷宮の最深部を目指そう』の3巻がオーバーラップ文庫さんから本日発売です!
OVL文庫特設サイト→http://over-lap.co.jp/bunko/narou/906866793/
こちらの「小説家になろう」というサイトで連載中のものを書籍化したものになります→http://ncode.syosetu.com/n0089bk/
表紙に(意味深)を盛り込みすぎて逆に全開になってる気もします…
以下反転でイラスト注釈(本文ネタバレ注意!3巻読後にどうぞ)
■窓(外の日の光)に背を向けている→ラスティアラと迷宮最深部に行かない。
■机の上の二つのカップ→家に二人きり。
■車椅子にぐったりとした両腕に包帯をした渦波(四肢を焼いている)→私がいないと何もできない、私に寄り掛かっていた頃の弱いご主人様。
■料理の炎→恋の炎。
■鍋の吹きこぼれ→心の限界。
■火にくべるキスツス(花言葉:私は明日死ぬ=聖誕祭で死ぬことになっているラスティアラ)→嫉妬、家族の思い出を燃やす。
■チーズ(中は穴だらけ)→嘘で固められたご主人様。
■チーズに刺さった斧→手段を問わない。
■ふいご→悲恋を助長するアルティの偽物化。
■棚の丸皿がひとつ足りない→丸=完全を象徴する形、それが欠けている、この歪な状況、そして現実ではないこと。