Artist's commentary
【PFⅡ】黒刃のツァナンカナン
この世界に数多ある、魔剣と呼ばれるマジックアイテム。その中でも特に凶悪なものとして 「装備した者を支配し、害を成す剣」 が確認されているが、ツァナンカナンと名乗るこの魔剣はそれすらも凌駕する災厄の剣であるといえよう。 曰く、「人間を支配し『装備する』魔剣」 その支配の対象はどれも若い娘であり、その種族も様々。 支配された人間は強化術式と、召喚による『魔力の鎧』によって大幅に能力を引き上げられる事となり、かの魔剣の最大の欲求、「剣として戦う事」の為の道具とされる。 ■特性:人間の女性を好んで『装備』するが、ツァナンカナンにとっては装飾品(ストラップ)としての意味合いが強いと思われる。 過去に遭遇した冒険者達の記録によれば、「装備者が倒れた際には独りでに浮遊を始め、魅了の魔眼と変幻自在の剣舞、そして常人では視認出来ないほどの凄まじい速度で襲い掛かってくる」と、語られている。 ■弱点:魔力の根源と思われる宝珠。 単体で飛行している時よりも、人間を装備している状態の時の方がダメージを与え易い。また、前述の冒険者達が逃走する際に、聖水を被った者だけは最後まで襲われる事が無かった(と言うよりも、生存者がその一名のみだった)事から、聖水や解呪系の魔法も苦手としていると思われる。 ■企画元pixiv #1212428 »■ロゴをお借りしましたpixiv #1232588 »