ペルセポネが柘榴を食べたと告発した代償として、彼はミミズク(もしくはフクロウ)に変えられてしまったという。今のアスカラポスはその姿を切り離して、呼び出すことができる。それはかつての罪を思い起こさせるカタチではあるけれども、それでも彼の心を何度だって震わせる愛しき代償なのだ。だから、いつも彼はこう唱える。「あなたのいない春が来る」「春の終わりに、君を待つ」まだ季節の区分がふたつしかなかった頃の、古き国を想いながら。
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