Artist's commentary
地雷系ケイちゃんとアリス、ノアユウでお出かけ☆彡(全9枚・漫画付
にぎやかなショッピングモールの一角。
しゃがみ込みながら、真剣な眼差しで洋服のラックを見つめる二人の少女――アリスとケイの姿があった。
ケイ「(あの先生がせっかく買ってくれるんです……じっくり選ばないと……)」
心の中でそう呟きながら、ケイは真剣にプレゼントを選んでいる。
そもそも、こうして5人で買い物に来ているのには、とある経緯があった。
事の始まりは、アリスがゲームの研究を兼ねて、とあるゲームをプレイしたこと。そこで彼女は、着せ替え要素として登場した「地雷系」というジャンルに初めて触れたのだ。
普段の大人しい、あるいはスポーティーな格好とは一線を画す、ゴテごてとしつつも派手な配色。その独特な魅力に、アリスの心はすっかり惹かれてしまった。
そのことを、ある日のシャーレの当番の際、アリスがふと口にすると、居合わせたユウカがその話題に激しく食いついた。
「ケイちゃんとアリスとの親睦を深めるためにも、みんなでその『地雷服』とやらを着てお出かけしてみるのはどうかしら!」
そんなユウカの提案に、先生も二つ返事で了承。さっそく空き時間を利用してミレニアムのヒビキに連絡を取り、いくつかの衣装を特別に仕立ててもらったのだった。
ケイ「うーん。どれにするか迷います……」
アリス「アリスはケイと一緒のがいいです!」
ケイ「ユウカや先生、ノアにもおそろいのを買っておきましょうか」
互いのテーマカラーに沿った、少しダークで可愛らしい衣服に身を包んだ二人は、とても楽しそうに言葉を交わしている。
ノア「ふふっ、こうして二人が買い物が終わるのを待っているとなんだか二人の子を持った親になった気分になりますね」
シックでゴスロリ風な配色を、見事に上品に着こなしているノアが、くすくすと笑う。
ノア「それにしても今日はユウカちゃん、いつもより機嫌がいいですね♪」
ノア「ケイちゃんとお出かけできてユウカちゃんもご満悦ですか?」
ユウカ「そ、そんなんじゃないわよ……ま、まあ二人のことは可愛いと思っているけど……」
青を基調としたトップスに黒のスカート。オーソドックスでありながらも、地雷系特有の可愛らしさが存分に表現された衣服をまとうユウカは、顔を赤くしてそっぽを向いた。
ノアは微笑みながら、その地雷服の雰囲気に合わせた、あえて旧世代の携帯電話――いわゆるガラケーを取り出し、買い物をする二人の姿をパシャリと写メに収めている。
一方のユウカは、ノアに核心を突かれたのが恥ずかしかったのか、どこかそわそわとした様子で、両方の膝を不自然にこすり合わせているのだった。
そんな二人のやり取りを眺めていた先生が、照れくさそうにおもむろに呟いた。
先生「こういう格好はなんだかなれないな……」
先生「ねえノア……私もこんな恰好する必要あった……?」
ノア「……スーツ姿で私服姿の学生と一緒にいたらパパ活してる悪い大人にしかみえませんよ……?」
先生「パパ活って……そんなことしないよ……!」
ノア「ふふっ♪わかってますよそれぐらい。先生のことをちょっとからかっただけです♪」
楽しげに会話を交わす二人。しかしその最中、ノアは先ほどから先生の冗談にまったく反応しないユウカの様子が、少し気にかかった。
視線を向けると、そこには明らかな違和感がある。
ユウカは両膝をぴったりと擦り合わせ、どうにも落ち着かない様子でモジモジとしていた。その額や首筋には、いつもより多めの汗が浮かんでいる。
(おや……?)
その様子に、ノアには明確に見覚えがあった。計算高く、ユウカの全てを知り尽くすノアの脳裏に、一つの結論が導き出される。
――このままでは、ユウカちゃんがまずいことになります
ノア「あの~、先生ちょっといいですか……?私喉乾いたので何か飲み物を買ってきてくれませんか?」
先生「ん?どの自販機かな?」
ノア「そこです、そこのオレンジジュースの自販機です。私たち3人分でいいのでちょっとお願いできますか私足が疲れたので……」
いつも完璧な彼女から直々にお願いされては、先生が断るわけもない。買い物の待ち時間で少し手持ち無沙汰だったこともあり、先生は二つ返事で了承した。
ノア「いってらっしゃい先生♪お気をつけて~急がないでいいですよ~♪」
パタパタと先生が自販機に向かっていったのを確認すると、ノアは素早くユウカに合図を送る。
ノア「今ですユウカちゃん、お手洗い行ってきてもいいですよ」
ユウカ「あ、ありがとうノア……!恩に着るわ……!」
限界が近かったのだろう。ユウカは急いで、けれど決して粗相のないよう慎重に、かつそそくさと化粧室へと向かって足早に去っていった。
ノア(あぶなかったです……。もう少しでした……。先生の前でお手洗いに行くのは気がひけますよね、私も同じです)
ノアはふぅ、と小さくため息をつきながら、親友のプライドが守られたことに胸をなでおろすのだった。
一方その頃、先生は指定されたオレンジジュースの自販機の前にいた。
端末で電子マネーの決済を済ませる。小さい頃に使っていた自販機との違いに時代の進歩を覚えつつ、ゴトンと落ちてきた最後のオレンジジュースを掴み、みんなのもとへ戻ることにした。
「よし、みんなのところに戻るか」
ジュースを抱えて戻ってきた先生。だが、そこで先生の目に飛び込んできたのは――いたずらそうに自らのスカートをふわりとめくるノアの姿だった。
ちょうど、周囲からは見えず、こちらに戻ってくる先生にしか見えない絶妙な角度。
しかし、そのせいで先生にはノアが一瞬「何も履いていない」ように見えてしまい、驚きのあまり手に持っていたジュースをこぼしかけてしまう。
「ちょ、ちょっとノア!?」
そこへ、ちょうどお手洗いを終えてすっきりした表情のユウカが戻ってきた。
慌てふためき、ジュースをこぼしかけている先生の姿を見て、ユウカはすかさず「何をしてるんですか先生!」と少し詰め寄る。
しかし、そんな先生のピンチを、当の張本人であるノアが「ふふ、先生がちょっとドジを踏んじゃっただけですよ」などと上手く諭してくれたおかげで、なんとかユウカに許してもらうのだった。
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地雷系ノアにユウカの見えない角度で「ごめんねユウカちゃん」する構図がミエルミエル・・・・・・
ノアが履いてないと思って興奮してしまった姿を買い物を終えたケイちゃんに目撃されてしまう・・・
地雷系ケイちゃんに先生のサンクトゥムタワーの処理を手伝ってもらいたい先生は→https://houraku.fanbox.cc/posts/12118958

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