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Artist's commentary
ウバタマの楽園の少女の終わりに
書かれたものはどれも豚のように不潔だ。
曖昧なものから抜け出して、
自分の思考のなかに生起するものについてなら
何であれ明確にしようと試みる連中は、
豚である。
Antonin Artaud 『LE PESE-NERFS』
「心中が見たいの」
死ねない少女が言う。
「神様はいるの」
狂った少女が言う。
幻想郷の里に現れた電柱。
影男が立てたと皆が言う。
サイレンが鳴り渡り。
ウバタマの楽園が終わる。
「お前なら」
死ねない少女が言う。
「私を殺してくれるって信じてた」
死電区間。
二人の少女はサイレンを聞く。
売れない詩人の本を片手に。
ここは私の国ではないと泣いて。
それは。これは。
宇佐見菫子のなくならない世界。
特設サイト
http://rinrin.saiin.net/~vitasexusalice/dieu/index.html

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