校舎の裏庭で青年が黙々とドラム缶で漆黒のカレーを煮込んでいた。
おもむろに皿を差し出すと、微かな笑みが浮かぶ。大勢のために料理をすることなど、少し前まであり得なかった。
日陰の世界を歩いていた自分を振り返り白昼夢のような気分になる。もし夢ならばいつか覚めてしまうのだろう。
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