ちいさな頃迷子になると、自分の家の玄関は鮮明に浮かぶのに、肝心のそこまでの道のりを全く思い出せずとても恐ろしかった。覚えのある気がした角を曲がる毎に違う景色を見て、泣き出しそうになった。自分の足でおうちに帰れなくなってるグリリン。※リン・グリリンアンソロジー「お前のものは俺のモノ!」様寄稿作品
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