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Artist's commentary
まゆり誕生日おめでとう!!(超短編つき)
まゆしぃ誕生日おめでとう! フィンクはおまけ! ******** 「なあまゆりよ、誕生日プレゼントが本当にこんなことでいいのか?」
「うん! どうしてもこのコスがやりたくて! 合わせてくれる人をずっと探していたのです!」
「ふむ。大切な人質の役に立つのなら一肌脱ぐのもやぶさかではないが……しかし、これは一体何のコスプレだ?」
「『ガンヴァレル』って言ってねー、去年の10月からはじまったアニメなんだよー! すっごく面白いの! ロボットも出てくるしー、オカリンの好きそうな悪い人たちも出てくるよ」
「……その連中は、白衣は着ているか?」
「白衣? えっとー、どうだったっけー?」
「……それにしても、俺のこの格好は何なのだ? その悪役とやらではないのだろう?」
「フィンクだよ!」
「フィンク?」
「マスコットなんだよ! まゆしぃの携帯にもストラップ、ついてたでしょ?」
「あの黄色い猫みたいな奴のことか」
「フィンクだよ!」
「……俺でよかったのか? あれはなんだかこう、コロコロと丸くて小さかったような」
「うん! 全然ダメなんだけどね!」
「言い切った!」
「でも、クリスちゃんがどうしてもオカリンで見たいって……」
「……な、まゆり、今日は年に1度の、お前の誕生日なんだぞ? 折角のプレゼントを、なぜ人のために使う。自分のために使えばいいではないか」
「えっ、だって、まゆしぃも見てみたくて」
「だってではない! 俺は、本当にお前が欲しいものをプレゼントしたかったのだぞ?」
「……えへへ、それはねー。もう売り切れちゃっているので」
「売りきれ?」
「そうなのです! もう手に入らないので、しょうがないのです! ……ところでオカリン、どうして着替えてないの?」
「これを被ればいいのではないのか?」
「違うよー! 袋に入ってたでしょ? 黄色い全身タイツ!」
「あれを、着ろと!? この公衆の面前でこの鳳凰院に着ろと!?」
「まゆしぃ、誕生日だよ?」
「…………」
「年に一度なんだよ? オカリンの誕生日プレゼントなんだよ?」
「……………………」
(ごそごそ)
「……………………すいませんまゆりさんすいません白衣だけは着てもいいでしょうか」
「しょうがないなぁ……」
(はっ、俺、今、完全に変質者!!)

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