Artist's commentary
日本の妖怪【磯女(いそおんな)】
長崎県、熊本県などに伝わる妖怪。
磯女子(いそおなご)、磯姫(いそひめ)などと呼ばれる事もある。
濡女子、海女、海姫、海女房、も同じものと考えられている。
姿については下記の様な説があるらしい。
★美女
★女性の姿だが下半身がぼけている
★女性の姿で下半身が龍や蛇のような身体
★白髪の老人(磯女が姿を変えることが可能なため)
★不明
また、正体についても
★水死者
★カニが化けたもの
★不明
など、様々。
出現場所の多くは砂浜や海岸であり、その黒い髪で生き血を吸ったり、耳をつんざく叫び声をあげるという。
(牛鬼とともに出現する伝承もあり。)
◆詳しく調べる前には『黒髪の美女で下半身が蛇身』のイメージが強かったので下半身が人身でないタイプを選択しました。
蛇身や龍身ということでしたが、下半身は九州のも棲息するというエラブウミヘビではなく”きだこ”(天草の方言)ともいわれる”ウツボ”のように描きました。
ウミヘビはホース的なかたい感じ(個人的見解)だったので、女性の”やわらかさ”や”肉感的”などを表現するには”ウツボ”がいいとの判断です。
勝手なイメージですが、蛇身は”濡女”というイメージが強いので、より”磯”を連想するものを選びたかった気持ちもあります。
髪の毛は”ヒドラ”などの刺胞動物やアメリカオオアカイカなどの軟体動物を意識して描いてみました。
”カニが化けたもの”タイプもいずれ描こうと考えています。
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