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Artist's commentary
【PFV】燃える戦意
「今更俺にできることなどあるのか?」
地面機動部隊を失ったコト【コト/pixiv #16593516 »】は、自分のせいだと相当落ち込んでいた。その時、彼は奮戦中の征西軍飛竜騎士隊に会った。
「この子をうちの小隊に入れるべきだと思う。彼は強力なサポート魔法の持ち主だ。その魔法で鴉の群れを呼び寄せれば、敵の視線を混乱させることができる!」
白い髪と緑の瞳を持つ精霊隊長ダースティンはそう提案した。
「でも私はちびが大~きらいんだよ。前のガキもそうだ、気まぐれのまま、いつも消えたり現れたりする。それだけじゃなく、私たちの食物もあいつに盗まれたんだよ!」
美人の魔導師レオーナは困りそうに言った。彼女はここ16時間何も食べなかった。このまま続けると、カリンディ大将救出に成功する前、全員ここで餓死する可能性があると彼女は複雑な表情している。
「撤退するか、それともここで一緒に死ぬか、自分で選べ」隊長ダースティンの声に譲りはない。
カリンディ大将はこの国のカリスマだ、このミッションに決死の覚悟を抱える隊員たちには、怯える権利は存在しない。
打ち合わせの後、コトの入隊が決まった。コトのサポート魔法は先頭攻撃として十分に力が発揮できる。だが、最初の会話はとても友好とは言えない。原因といえば、隊員たちは頭を下げて幼く見えるコトに入隊の頼みをすることはできなかった。この役割は小隊マスコットである兎人ミランダ(3才)に決めた。
「初めまして、ボ・・・ボーイ!うちの小隊に入れてください!」
「ボーイ?お前バカか?俺様はもう113歳だ!跪け、俺様を万能な召喚神と呼べ!おたくらの隊長も呼んで来い、ちゃんと教えてやる!」