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Artist's commentary
イヨお姉ちゃん
…照明を点けたまま寝込んでしまったせいだろうか
目が覚めると、鈍い灯でも、眩しさに目が眩んでしまう
『…?』
障子の開くかすかな音とともに、シュルシュルという衣擦れ音
甘い香気のする方へ目を向けると、白いシャツを羽織っただけの姉が、僕を見下ろしていた
『!?…い、イヨお姉ちゃん……?』
薄明るい部屋の照明の元、全裸に近い魅惑的な肢体が僕の前にあった
「んっふふ~♡……と・し・く・んっ♡…目が覚めた…?…」
『な、なにをしてるの…そんな恰好で…』
「夜・這・い・♡」
夜這いと言うには爽やかな笑顔を浮かべ小首を傾げるイヨ姉の仕草は妙に可愛らしく、
敏明の心臓は、一拍大きく鼓動を打った
顔に見せる可愛らしさとは裏腹に、淫靡さの漂うシャツ一枚の姿
その下には、下着すら身に着けていない
『…夜這いって…ダメだよ…ヒトミ姉が起きてきたら……』
「その時は三人ですればいいでしょ?
…今日は…イヨと…ね?…しよ♡」
下半身へ顔を近づけながら、イヨ姉は嬉しそうに微笑んでいる
姉弟であることなど、まるで気にする風もなく、布団の上掛けを無造作に剥ぎとり、
僕のズボンに手をかけてきた…