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Artist's commentary
万聖節の幽々子様
妖「幽々子様、なんでも異教徒の話だと神無月の最終日は、“はろうぃん”とかいう行事があるみたいですよ?」
幽「ふうん? それは何をする日なの?」
妖「“とりっくおあとりーと”と仮装した一団が、家にやってくるそうです。そのとき、お菓子をあげればそのまま帰り、お菓子がなければ悪戯される、とか」
幽「何それ、強盗?」
妖「詳しくは分からないですけど、“とりっくおあとりーと”っていう合い言葉を言えば、許されるみたいですよ?」
幽「それは悪戯を強く示唆すれば、お菓子がもらいやすいわけね?」
妖「幽々子様、強盗から離れて下さい」
幽「面白そうじゃない。その合い言葉以外に、何か決まり事はあるの?」
妖「仮装ですよ、仮装。お化けの格好をするんです」
幽「なんと奇遇な。私幽霊じゃない。もうお菓子もらったも同然ね」
妖「どうせだからドレスアップしましょうよ。キラキラ星が舞ってたらいいと思いますよ?」
幽「私頑張る。ちょっとやってみるわね」
~弾幕中~
妖「全然ダメです。それじゃあいつもの反魂蝶です」
幽「ううん……これはどう?」
妖「ダメですね。それじゃあ、西行妖がみなぎってしまいます」
幽「ああん……不器用な自分が恨めしいわ」
妖「がんばれがんばれできるできる絶対できるがんばれもっとやれるって!! やれる気持ちの問題だがんばれがんばれそこだそこだ諦めんな絶対にがんばれ積極的にポジティブにがんばれがんばれ!! 北京だって頑張ってるんだから!」
幽「妖夢……何それ、熱いわ!」
妖「しゅーぞうという修行僧の言葉らしいです。頑張りましょう! 北京だって頑張ってますから!」
幽「そうね! 北京だって頑張ってるわ!」
■結果やいかに……?