Resized to 85% of original (view original)
Artist's commentary
デビサバでもカラオケエンド
「オレは落ち着ける場所に移動するから、2人でちょっと時間潰してきてくれ」アツロウがCOMPのプロテクトを解析し始めた。「あ~あ、アツロウがプロテクトを解除するまで、時間潰さなきゃだね。何して遊んでよっか?」「じゃあカラオケにでも行こうか」しかし、夏休みの渋谷のカラオケ店はどこも混んでいた。しょうがないので、井の頭線で吉祥寺に行くことにした。吉祥寺もそれなりに混んでいたが渋谷ほどではなく、割とすんなり個室に入ることができた。「あ、この部屋、電源取れるね。アツロウも呼ぼっか?」程なくしてアツロウが来た。「お前ら、いくら遊んで来いって言ったからって、東京から出るなよ」吉祥寺も東京だよ! ~~~ PiPiPiPiPi 電話が鳴っている。ナオヤからだ。「お前、今どこにいんの?」「吉祥寺だけど?」「何やってんのバカ! 早くアツロウの所へ戻れって、早くしないと始まっちゃうから!」「ハァ?」何が始まるというのだ。意味が分からん。つかアツロウもここにいるし。こういうときは無視するに限る。「ちょっと待て無視すんなって、おい、こら…」電源を切った。「1番、谷川柚子、歌いまーす!」「いよっ、ソデコー!」「ソデコってゆーなっ!」オレたちの夏休みはまだまだこれからだ! ~fin~