Artist's commentary
チョウカイマニア(全文は渋)
リボンを外し制服のネックを外そうとすると
「ちょっと待って、私に着替えさせてくれない?」
『え?鳥海さんが私の着替えを?』
恥ずかしさと嬉しさで心がちょっと高鳴る。
「私、末っ子でしょ?小さい頃着替えさせて貰った事はあっても誰かを着替えさせてあげた事無いのよね。
だからお願い!一回お着替え手伝わせて♪」
可愛い!
憧れのこの人にそうお願いされて断る理由が無い。
私は首を少し前に傾けて、うなじに手が回しやすいようにする。
鳥海さんの白くしなやかな腕が私を抱くように首の後ろに回され「プチン」とホックが外されネックが体の前に垂れ下がる。
鳥海さんは首の後ろから外した手の人差し指で私の体をなぞるようにブラウスの上を走らせスカートのホックに手を伸ばす。
その動きがしなやかで見とれてしまう
トゥンク
パチンとスカートのホックが外され腰回りの圧迫感が緩むのを感じるとジーッとスカートのファスナーが下ろされる。
シュルっと布ズレの音を立ててスカートが落ちる。
「足上げてくれる?」
そう言われ足を上げスカートが抜けるようにする、近くに居る鳥海さんの熱を感じる。
鳥海さんはスカートを丁寧に畳み脇に置きブラウス一枚の私をジッと見ると
「何かちょっとエッチ♪」
と言うとそれが何かおかしくて二人でプッと噴き出して笑った。
「はーい、今度はボタンを外すからねー」
と延ばされた指がブラウスのボタンを「ぷち、ぷち」と一つ一つ外していく。
完全に前が開かれ下着とお腹の辺りが丸見えになりちょっと恥ずかしい。
鳥海さんがジッと見ている。
「はい、カカシさんになってね」
そう言われ両手を上げると最初は右手、次に左手の袖が抜かれ私は下着とタイツだけの姿にされる。
部屋の隅に置かれた鏡に写った自分の姿を見て、鳥海さんの前でこんな格好で立っているのが気恥ずかしくなり
自然と露わになった自分の体を両手で隠す動きをする。
「ダメよ、そんな風にしちゃお着替えできない!」
少し「ぷぅ」と膨れた鳥海さんの顔が可愛くて「あ、ごめんなさい」と両手を下ろす
「じゃあ、今度はこれね」
と鳥海さんはタイツの上端に指を絡らめ、ゆっくりと下ろしていく