Artist's commentary
林徳香09
―放課後―
珍しく図書室で試験勉強をしていた徳香。
徳香が帰ろうとした時、待っていたかのように体育教師で担任の朝田 晶(54)が声をかける。
朝田「あー、林、探したぞ。ちょっと話あるから生徒指導室まで来い」
徳香は学院では黒縁眼鏡の優等生。大人しいキャラを演じていて呼び出されるようなタイプではないが、その要因が無くは無いと徳香自身勘づいていた・・・
(・・・小説のネタ集めで何かバレたのかな・・・?それをネタに朝田が言い寄って来たとしても・・・朝田相手にってのはアレだけどそれもまたネタ集め、しかも教師と生徒というシチュを先生の方から提供してくれるなんてラッキーだわ。何かあればこちらが有利に働くもの・・・)とまるで動じない徳香
徳香「先生、私何かしましたでしょうか?」と優等生を演じる。
朝田「担任として心配な事があるんだ。行くぞ」と夕暮れ誰もいない生徒指導室に招かれた。
座った徳香に朝田が話を切り出す。
朝田「先生も男だ。たまにスマホで如何わしい画像を検索する事だってある・・」
徳香「は、はぁ・・」(急に何のこと?)
朝田「これを見てほしいんだ」とスマホでSNSサイトのとある画像を徳香に見せた。
そこには
illust/70994076
(参照)徳香がオヤジに擬似授乳させている姿だった・・
徳香「!!」(路地裏でひ弱なおじさんを誘った時のだ・・・盗撮されてたなんて・・)
冷静な徳香が珍しく目が泳ぐ・・・
朝田「・・偶然見つけたんだが、ウチの学院の制服だし左目の下のホクロ、眼鏡や髪形は違うが・・これ林だよな・・・?」
徳香「ち、違います・・・」
朝田「確かめたいんだ・・・眼鏡と髪留めを取ってくれんか」
反論するが徳香も言い訳できそうに無い・・・と朝田の指示に従う・・・・
朝田「ほら、やっぱりお前だな・・・どうだ?林・・・」
徳香「そ、その・・・・」
朝田「お前なんだな?」
朝田の強めな口調に弱々しく首を縦に振る徳香・・・
朝田は徳香の担任になった日から大人しく眼鏡の下に隠れた美貌に気づいていた。生徒と関係を持つなどあっては成らないが、徳香の弱みを握ってしまった朝田は徳香と一線を越えるべく行動してしまった・・・・
朝田「この事は俺しか知らんし、このSNS投稿にも警告を出しておいたから削除されている・・が、事実を知ってしまった事に俺は学院問題にあげざるを得ない・・・」と徐々に徳香に追い込みを掛ける。
(・・・・意外な所で、弱みを握られたわね・・投稿してる南夏と邑にも注意しなきゃこんな近くにまでバレるんだから・・・)と朝田に対して追い込みを感じている徳香
徳香「ちょっと悪戯心で・・・でもこの時だけなんです・・・」
朝田「林の言っていることを信じたいが、こう映った証拠があるとなぁ・・・悪戯心とはいえ自分からスマホ撮影しているし、むしろ楽しんでいる様に見えるが・・・」とスマホを見つつ嫌らしく笑みを浮かべ徳香に話を続ける。
朝田「もうお前も三学院、進路もそろそろ決めにかからないといかんだろう?そんな中まさか優等生のお前から出てくるとは・・」とネチッこく勿体つける・・
徳香「この時しかしていません・・反省してます・・大学院、就職に向けて頑張りますからこの事は・・・・」と朝田と二人だけの事にしてほしい的な懇願を見せた。
朝田「俺もお前の担任だ、将来も心配だ。だが一度失った信用と言うのは中々戻るモンではない。お前の成績評価を他の先生と協議する時、俺は他人に言えないこの問題の苦しさを抱えなきゃいかんのだ・・・」
徳香「信用を回復させるためにも日々これから頑張りますから・・」
朝田「それでは俺の気持ちの行き所はどうなる?二人で乗り越えなきゃいかん問題じゃないか?」
徳香「先生と乗り越えなきゃいけない問題・・・私は・・・」
朝田「俺の信用を回復させるためと気持ちの苦しさを緩和させるためにも、林・・・お前の誠意を見せてほしい・・・・」朝田は徳香の肩に触れた・・・
徳香「誠意・・・」(やっぱりこうなるよね・・・自分のミスだし・・・)
朝田「お前も問題を起こした・・・二人で乗り越えなきゃいけない問題だ・・・俺もリスクを背負おうじゃないか・・・」
徳香「先生もリスクを背負う・・・?」
朝田「ああ、俺には嫁はいるが・・・・林・・俺と関係を持とうじゃないか?SNSで写っていたオヤジのように・・・いいね・・?」と朝田の手は徳香の豊満な胸に触れていた・・・
徳香「・・・・・・」
朝田「無言の返事は承認ととるぞ・・さあ、今日は帰りなさい・・」
徳香「え?」この後、朝田に迫られる覚悟をしていた徳香は拍子抜けに思わず声が出た。
朝田「何だ?期待していたのか?まだこの時間は人が要る・・・連絡先を教えなさい。後日呼び出すからね・・」と解放された徳香
(はぁー、何か変な事になったけど・・・キライなシチュではないんだよね・・)と少し楽しんでいる徳香・・・
翌日
朝田(まさか・・・こんな形で林徳香と・・)と
交換したメアドに{校舎西館の屋上に来なさい。鍵は開けておく}と徳香に送った・・・
夕焼けの光に照らされ黒光りした太い朝田の肉棒を徳香が咥え込んでいた・・
朝田「おい、林上手いじゃないか・・誰に仕込んで貰ったんだ?あのオヤジか?」と徳香の舌技を堪能していた。
朝田「ちゃんと俺の言う事を聞いていれば悪いようにはせんからな・・・おぉ・・いいぞ」
咥えながら頷く徳香・・・
この後朝田から吐き出されたものを苦も無く飲み干し朝田を更に興奮させた。
(タマんない・・・このシチュ・・・)徳香は口を離すことなく口元から漏れる音が屋上に響かせるのだった・・・
2020年4月20日 04:10