Artist's commentary
ねとられ荘の姦理人さん
別れの挨拶も、名残惜しむこともなく、彼女はその場から歩きはじめる。
男の長い五指が、彼女の乳肉と同じくらい柔らかそうな尻肉を鷲掴む。
傍から見てもわかる、気遣いも遠慮もないその行為に、彼女の身体が小さく跳ねた。一瞬、全身
から力が抜け落ち、男の逞しい身体にしなだれかかる。
ぴちゃぴちゃと、太腿を伝った透明な蜜汁がアスファルトに雫を落とす。
――管理人さん、イッたんだ……あの人に、お尻を揉まれて。
そう考えただけで、ズボンは完全にテントの形を取り戻していた。
よろよろと酔っぱらいのようなおぼつかない足取りで男の身体に縋りながら、彼女は去っていく。
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なんと今回はADUさんuser/5225493 »に掌編を書いて頂いてたんです。是非お楽しみ下さい…!
novel/10133374