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Artist's commentary
秘湯の宿
乳頭温泉郷。秋田県仙北市。
バスはやがて山間部へと入って行く。
元々道路には雪が降り積もっていたが、山に入るとそれは更に大きくなる。
道の脇に積まれた雪は、やがて人の背よりも高くなっていた。
雪の壁と壁との間をバスは走り、やがて温泉郷へと辿り着いた。
乳頭温泉郷は、乳頭山の山麓に七つの宿が点在する場所。
旅館やホテル、土産物店に飲食店が連なる「温泉街」とは趣が異なり、
秘湯感が漂っている。
訪れた時期の所為か、更に人里離れた感が高まっているように思えた。
高く積み上げられた雪と、普段あまり見られない太く長い氷柱。
雪に埋もれた建物は、江戸時代の面影を強く残している。
心躍らせながら、真っ直ぐの通りを抜けて中へと進む。
『知床編』の更新途中でありますが、ネタが出来たので『みちのく編』も描きます(・w・
限定コンテンツも更新中です。どうぞ宜しくお願い致します。
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