Resized to 53% of original (view original)
Artist's commentary
乳白色の楽園
鶴の湯温泉。秋田県仙北市。乳頭温泉郷を代表する温泉宿。
その歴史は古く、かつては秋田藩主の佐竹義隆も湯治に訪れたと言われている。
その際に警護の者が宿泊したとされる建物、本陣が今なおその姿を残している。
野趣溢れる混浴露天風呂は、垣はあるものの、壁や扉で囲まれた場所にある訳ではない。
これぞ独自の混浴文化を持つ東北といったところ。
男女別の脱衣所と内湯とがあり、そこから混浴の露天風呂に出るという形。
ただ、露天風呂の脇を横切って脱衣所まで行くという、何とも不思議な造りをしている。
分厚い雪に埋もれた中にぽっかりと空いた湯船は、まさに楽園といっても過言ではない。
絵は油断していたところに大量の男性客と遭遇したところだが、
女性用の出入り口が奥に設けられていること、湯が白く濁ったものであることから、
混浴としての難易度はそう高くない。
限定コンテンツも更新中です。どうぞ宜しくお願い致します。
Enty:https://enty.jp/akemiho
Fantia:https://fantia.jp/akemiho