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Artist's commentary
言い訳はいらない。
何千何万幾星霜、繰り返し繰り返す世界の流れに身を任せ、
星無き地平に身を侍らせるはひとりの少年と少女のみ、
いくつもの闇を抱え、走り続ける少年は光を目指す、
しかし強すぎる閃光は少年の足を止め、躓き、膝まづき、倒れる。
それでも、光に撃ち殺された少年は光に身を寄せ、縋る。光もまた、少年を求めた。
全ては、決まった。
それぞれの光を求め、いま、少年と、少女は、結論を出す、
これは、孤独になった少年と、孤独に追い立てられた少女の、二人ぼっちのお話。
これ以上の言葉は不要、さあ――――