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Artist's commentary
地下牢の女子高生
マゾ少女 春日みなと編(イラスト提供:推力のずる様)
(関連作品: pixiv #41690273 » )
「・・・はぁ・・・はぁ・・・」
冷たい中世の牢獄に、少女の小さな喘ぎ声が響く。
少女の名は春日みなと。
彼女は、現代の日本から、中世の暗黒時代、
ドイツの山深い村へとタイムスリップをしてしまっていた。
現代の制服を着た日本人少女は、この時代のこの土地では目立つ。
またたく間に不審者として、教会に魔女の嫌疑で捕縛されてしまった。
「・・んぁ・・・ あ・・・ ぁぁ・・・」
牢屋に頑丈な拘束具で繋がれた状態のみなとは
何故か苦悶のものとは思えない、甘い喘ぎを上げていた。
少女は魔女狩り、それも拷問への憧れを持っていた。
幼い頃に読んだ、歴史マンガ。
そこには、年端もいかない少女達が牢につながれ、
鞭で打たれ、処刑の恐怖に泣き震えていた。
最初は怖がっていたみなとも、徐々に胸の高まりを覚え
気が付くと、自分も同じ目に会いたいとすら思うようになっていた。
奇しくも、今の状況はみなとにとって夢の実現であった。
みなとは、潤んだ目で、牢内に置かれている三角木馬や
引き伸ばし台、鞭などの拷問器具を見つめていた。
(あぁ・・・はやく・・・もう我慢できないよぉ・・・!)
自分が拷問にかけられるのを想像し、体をよじる。
ジャラジャラという鎖の音、手首に食い込む手枷の冷たさ、
鎖に高く吊られ、骨が外れそうなほどの体の痛みなどが
更なる催淫剤となって、みなとを苛む。
少女は独房で一人腰を振り揺らしながら
翌日の拷問までの長い時間を過ごし続けた・・。