Artist's commentary
駆逐艦Верный
「あの…」 「なんだい司令官」 「今日、第六のみんな、遠征に出てるよね。誰もいないよね」 「そうだが、何故そんなことを聞く。司令官は知ってるはずだが」 「もし…もしよかったら……ヴェールヌイさえかまわなければ、今晩、一緒の部屋で寝ちゃ、ダメ?」 「それはかまわない。だが、ずいぶん突然だな」 「あ…えーと、だってデンちゃんしばらく帰ってこないし、私の部屋ってみかん箱しかないし、ちょっと寂しいかなーって」 「フフッ、司令官も案外お子様だったんだね」 「なんだと思ってたのさ、私、まだ小学生なんだよ。今晩は一緒のお布団だからね、朝までずーと手をつないでるんだからっ」 「…司令官」 「な、なに?」 「……ありがとう」 ■艦これ公式4コマのお気に入りのエピソード、第13話より。