Artist's commentary
「大星さんっ」
「た、高鴨穏乃!?な、なに?」「聞きたいことあるんですけど……胸になに詰めてるんですか?」「……は?なに、って別に何も詰めてないけど。何の話?」「明らかに準決勝を境に胸が大きくなってませんか?」「ああうん、自分でもよく分かんないけど急にでかくなった。けど普通に邪魔なんだよねこれ。そのうち慣れんのかな」「はあ。何で急に見栄を張るようになったんですか?」「いや張ってないし!馬鹿じゃん!?」「じゃあ本物なんですかそれ?」「いや当たり前でしょ」「本当ですか?」「だからそう言ってんじゃん、何なのアンタ」「一瞬でそんな急成長を遂げたんですか?」「私は高校100年生だし?これくらいの成長は当然っていうか!ちょっと反省してスーパーノヴァあわいちゃんになったんだもん!まあ急遽下着買いに行く羽目になったから軽くさいあくなんだけど」「それじゃ、ちょっと不躾なんですけど、触って確かめても良いですか?」「はぁ///!???だ、ダメだよそんなの!!!」「どうしてですか?」「だ、だって……///」「ニセモノだからですか?」「本物だし!」「別に女同士だからいいじゃないですか」「あ、あんたが触るのは何ていうか///」「私だとダメなんだ……」「ぁ……ち、ちが……。っ……そ、そう!高鴨穏乃なんかに触られたら汚れちゃうし!」「私そんなに汚れてませんよ!?いつも野山を駆けずり回ってますけどちゃんと洗ってますから」「とにかくアンタは触っちゃダメだから!///」「じゃあ誰なら触っていいんですか?」「へっ?……いや、誰って……うーん、まあテルとか?」「白糸台の宮永さんですか?けど私面識ないし……それじゃうちの玄さんとかどうですか?」「玄?あー、あのドラ爆?てか何で他人に触らせようとしてんの???」「本物なのかニセモノなのかを確かめてもらうんですよ」「だから本物だって!」「触るか見るかしないと分からないじゃないですかー」「えーと……アンタは、私が他の誰かに触られたりしてもいいの?」「え?はい、うちの玄さんなら誤診は100%あり得ませんから安心してください!昔から何故かおもちの触診を副業としていますからね。若くしてその道のプロ中のプロなんですから!」「いやそんな性犯罪者のこと聞いてるんじゃなくて……とにかく、さいあくっ!」「ええ!?何でですか!?」「自分のそのまな板に手を当てて考えてみれば?ばーか!とにかくドラ爆は絶対絶対絶対イヤだから!」「私も玄さんもダメなら誰が……私たち二人とある程度面識のある人は、あ!竜華さんとかどうですか!?」「アンタ馬鹿じゃん!?そいつもイヤだし!てかそいつに頼みに行ったらアンタが触られるじゃん!」「え?別に私はいいですけど」「はぁあああああああああああああああ!?!!!!!??!!!?」「わっ、何ですか!?」「何でも何もないでしょ?アンタ自分をもっと大切にしなさいよ!ガチで馬鹿じゃん!?」「ん?竜華さんに触られても危なくないですよ?竜華さん優しくしてくれますから」「???ちょっと待って?何でそんなこと知ってんの?」「前触らせてって頼まれましたから」「マジアバズレ死ねばいいのに」「竜華さんもダメならどうすればいいんですか?」「……、ねぇ、アンタ何でそんなに確かめたいの?」「だってそんな急成長本当にあり得るのか知りたいじゃないですか。身長じゃなくそこだけピンポイントって」「……私だけじゃなく他の人でも怜とかいう人も急成長してたじゃん。アレは可変式みたいだけど」「それもそうですね、じゃあその人の所行って来ます。時間取ってしまってごめんなさい」「いやちょっと待って!今のなし!」「はい?」「た、高鴨穏乃は大星淡ちゃんのことがどうしても知りたいの?」「え?まあその胸のことを」「身体目当てとかさいあくっ」「まあ確かに客観的に見ればそうかもしれないですね……ごめんなさい、変に気になっちゃって」「……ふん、でも他のヤツんとこ行くくらいなら私が我慢してあげてもいいけど……」「大星さんが我慢とか珍しいですね」「いいから!……じゃ、じゃあアンタのも100倍触らせてくれんなら///……触っていいよ?///まあ私はアンタの胸なんかまったくもって興味ないんだけどね?///」「本当ですか!?それじゃあ失礼しますね!」「え///ちょ、待って!!!や、やっぱりちょっといったん休憩しない?ほら汗かいてるっぽいし!」「え?別にかいてないですよ?」「いやアンタじゃなくて私がかいてるから!」「そうなんですか?でも汗かいてても別に胸の大きさが変動したりしないと思うんですけど」「それはそうだけど!とにかくシャワー浴びてくんね!じゃね!」「分かりました」「?何でついてくんの?」「?近くで待ってた方がいいんじゃないですか?せっかくシャワー浴びても戻ってきたときにまた汗かかないとも限らないし」「そ、そうかもだけど」「一緒にシャワーして直接見て確かめるのが一番確実だと思いますけど、流石にそこまで踏み込むのは失礼ですもんね」「あ、当たり前じゃん///そんなのまだダメだよ!///」「そうですよね。というかもしかしてすっぽかして逃げる気だったんですか?」「そ、そんなわけないじゃん!?私のこと信じられないの!?さいあくっ!」「えー……それじゃあ良かったらアドレス教えてください、それで連絡取って待ち合わせしましょうよ」「えっ///いい、けど……///……なんか恋人みたい///」「え?どこがですか?それよりもやっと大星さんと友達になれた気がして嬉しいな!」「友達で胸触り合う為に連絡取るとかどんな世界だっての馬鹿じゃん!?」「恋人でもそれはそれでどうかと思いますけど……あ、でも玄さんとか和とかはr」「さいあくっ!!!」