Artist's commentary
きりのの人生相談3 大満足編
ついに男の怒張は爆発の瞬間を迎えた。
「人生相談」が始まってからゆうに3時間は経とうとしている。
薄暗いカラオケ店の一室は男女の汗と汁とが飛び散り、交じり合い
性交時の独特の汗臭さ、生臭さで充満していた。
「う゛ぁッ!!いぐっ!!」
「中はダメっ!!」
桐乃が叫んだとほぼ同時に桐乃の奥に剣のような男の生殖器が突き刺さる。
そしてその刹那、桐乃の子宮は男の熱い迸(ほとばし)りが注ぎ込まれた。
ドクッ、ドクッっと男は無遠慮にそして桐乃の懇願などまったく意に介せず
ふてぶてしいまでの吐出を続けている。
男の脈動とタイミングを合わせるかのように桐乃の蜜壷も締め付けを繰り返し
子種を一滴も残さんと痙攣している。それは生物としての本能、原始的な欲求であり、
自らの意思でコントロールする術はない。
男が正気を取り戻したのは、散々と精を子宮に注ぎこみ一通りの満足を味わった後だった。
慌てて桐乃から自らの異物を引きずり抜いたが既に遅い。絶頂を向かえぐったりしている
桐乃の割れ目からは男が吐き出した白濁液が大量にあふれ出ていた。
「もぅ・・・アフターピル飲まなきゃ・・・」
男への非難を表した、めんどくさげな口調だが桐乃の内心はそこまで悪いようには感じていない。
むしろ男への愛が自分の中に芽生えるのを感じつつあった。
桐乃は戸惑いながらも、まるでその感情を確かめるように男に声を掛けた。
「ねぇ、もしアンタが良かったらなんだけどさ・・・今度また会おうよ」
男は自分が口にするより先に桐乃の口から出てきた言葉に驚いた表情だったが
その申し出を断る理由など一片も存在しない。
桐乃は男とまた会うことを約束し、ピロートークをそこそこにしてカラオケ店を後にした。
二人は別々にMAD市の夕闇に消えていった。
きりのの人生相談(完)
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差分は文字なし、照明効果なし
【きりのの人生相談シリーズ】
その1 post #1853694
その2 post #1859043
その3NG編 post #1886457