Artist's commentary
日ノ丸(なゐ)
■無数に分岐する平行世界の内、日本のとある地方都市が本来の名では無く【鏡市】である世界に存在する【日ノ丸(なゐ)】。
その身体は【日ノ丸(さへ)】pixiv #45011900 »の双子の妹である【なゐ】の物を使用しており
本体は【妖怪刀・日ノ丸】そのもの。
【大縷津和(おおるつわ)】としての特性は【日ノ丸(さへ)】とほぼ同様だが、
本体の成り立ちが日本の三つ子神である太陽神(姉神)と月神(弟・妹諸説ある神)+(弟の武神の戦闘能力)を肖っている為
「妹」である【なゐ】との相性が悪く、【なゐ】の精神・魂と言われるものは完全に消失している。
平時は【なゐ】の脳髄から本体の【妖怪刀・日ノ丸】が状況に併せて反応を引き出す為
一見すると人間の少女(10歳~12歳程度)のような行動を取る。
その能力は本来の適正を持つ【さへ】が曙光によって完全な復活を遂げるのに対して
失われた左腕からも判るように四肢の再生能力はおろか、通常の傷の再生にも成長を伴う急速代謝が必要と不完全なものである。
しかしそれを補うように、【日ノ丸(さへ)】が消去した
【ハタモトが使用してきた時代からの数百年分の戦闘経験】を十全に有しており
覚醒した明治期以来、百十余年の怪異との戦闘で一度も致命傷を負わずに戦い抜いてきた猛者。
現在は、とある強敵との戦いにより百年近く蓄積した力の大半を放出してしまい、手詰まりに陥っている。
■昔から見て貰っている方々にはお馴染みの日ノ丸(なゐ)の方。
外見年齢15~16歳の【双子の妹(姉は10~12歳位)】
■さりげなく設定のほとんどが姉の鏡合わせだったりします。
(姉:肉体死亡・魂存続 妹:肉体存続・魂消去 潰れた眼の位置、傷の縦横、身長の大小や性格諸々)
■【妖怪刀・日ノ丸】に人格を消去されない(逆に制圧・制御する為の)条件は
1:双子、ないし三つ子の長女であること
2:神話に連なる由緒正しい血統を持つこと
の2点。特に2の部分が重要で、直系の「やんごとなき方々」・或いは過去に降嫁した内親王の血筋を引いた
平安時代から続くような旧い貴族家でしか発生し得ない条件である。
折り悪く、或いは運良くも【さへ】は条件を満たしていたため
数百年間に渡り、度々亡骸を操って妖怪退治をしてきた【妖怪刀・日ノ丸】のソフトウェアは
能力だけ残して跡形もなく消し飛びました。 33-4
■因みに主人公交代したのは旧怪異譚の同人誌(2010年)最後の戦いで左腕から本体(極彩色の光る靄)ぶっぱしちゃった所為。
何も考えずに必殺技(貫手リボルクラッシュ)使わせるんじゃなかったよ過去の俺。
っていうのが一つと、これ以上の重度のダメージ受けて四肢のどこか取れたら完全に詰む&その所為で殆ど無傷で勝ち続ける漫画になりそうだったのと
余りの強さの作中設定の為にネーム書いててTAS動画を見ているような気分になったため(最大の理由)
「やっぱ主人公はボロボロになって何回も負けて強くなるってないといけないよね」ニッコリ
…と、過去の自分がドヤ笑いをしたので(・ω・)
■判る人にしか判らないけど、大神(PS2)におけるアマテラスに対するシラヌイのポジションが現在の立ち位置。冗談抜きにチート。
■それはさておき、最近R-18で人体構造をマジに再勉強していたら
ここ数年停滞していた画力が向上したような錯覚を覚えてみたり。
やばい、絵を描くのが今まで以上に楽しい(・ω・*)
あと、過去の画力じゃうまく表現できなかったけど、【なゐ】は細マッチョの筋肉娘でもあります(告白)
■因みに拵えは打刀の佩き方用に変形した太刀拵え。無意味な佩き紐がロマンの香り
【クリックで原寸サイズ】