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Artist's commentary
「夢か現か」
ふと気がつくと見知らぬ森を女の子に手を引かれて走っていく
「ここは…?ちょ!君は誰?」
「うにゃ?」
言葉は通じない
しかし女の子の表情は楽しげで、どことなく紅潮してるようにも見える
すると、何十年も人が住んでいないような廃屋が目の前に現れる
「これは…すごいな…」
廃屋マニアではないが、壁に絡みつく色鮮やかなツタや割れたガラス
強い日差しがそれらを美しく照らすその姿は誰しもが心奪われる事だろう…
女の子は、まるで秘密基地に来た子供のように慣れた足取りでどんどん奥へ行く
「あ!待って!」
訳がわからぬまま慌ててついていく
あの娘は誰だろう…
ここは一体…
僕は何をしてたんだっけ…
思い出せない
そんなことを考えていると、大きな窓のある部屋で女の子を見つけた
彼女はその大きな窓から見える、外の青々とした木々を眺めていた
その姿は不思議と美しく、どこか切なかった
すると突然こちらを向き何かをしゃべる
「にゃ~うにゃうん…」
しかしわからない…
ネコ…の真似だとは思うのだが…
でもあの耳は??本物?まさかね…
「ねえ…君は誰なの?言葉…わかる?」
そう言った刹那、目を疑った
彼女は突如身につけていた布を脱ぎだした
あまり意識しないようにしていたが、ほぼ役割を果たしてないその小さな小さな布を…だ
「ごろにゃあ~…」
言葉は相変わらずだが、それでもその声も表情も艶かしく誘う魅力は十分に感じ取れた
思わず息を呑む
「これは……やばい」
ってなんねーかなマジでちくしょう
誰かわたくしに猫耳生えた娘をくださいお願いします(割と本気
movie:mylist/28735077