Artist's commentary
【初春改ニ記念】落日の舞鶴、黒染めの春
…改装設計図。
一定以上の練度に達した艦娘に、新たな力と艤装を与えるという、軍の最高機密物資じゃ。
このたび、わらわにも新しい改装計画が立ち上がってな。
先だっての相次ぐ改装で、貴様の設計図は枯渇しておったろう?
安心せい。同じ舞鶴の知人のツテで、一枚譲ってもらえることになったそうじゃ。
これもひとえに、貴様の日々の活躍の賜物じゃな。めでたいのう。
…心配するでない。新しい姿となっても、わらわはわらわじゃ。
設計図は所有者の母港でしか使用できぬ…ただそれだけのことよ。
では、留守は預けたぞ。お前様。
…そして、"あやつ"の母港に着いたわらわは、昼夜を問わず……犯された。
考えが甘かったのじゃ。わらわも、お前様もな。
"あやつ"は改装設計図を渡す見返りに、わらわに褥を要求してきたのじゃ。
そんなものいらぬ、と突っぱねて、帰ってくればよかったろうに…わらわにはそれができなかった。
上層部からの紹介とあっては、お前様の顔に泥を塗ることはできぬ。それが秘書艦の…"指輪"を賜った艦娘の、心得じゃ。
「改装の前に身体を慣らす」と言って、"あやつ"はわらわを毎日のように抱いた。
わらわが元の母港に帰る日限まで、"あやつ"の寝所に軟禁されて…な。
あの薄いひらひらとした…そう、"ねぐりじぇ"…と言ったか。常にこれを着続けるよう、命じられておった。
"あやつ"との情事はな…凄かったぞ、お前様…。
わらわの腕ほどもある摩羅を、初めは手や口であやすように言われてな。
匂いがまた…たまらぬのじゃ…。わらわの頭の中を強制的に"オンナ"に変えてしまう、薬香にも似た…毒じゃった。
純潔は、一夜目の時点で早々に奪われ…いや、捧げた。
接吻も、お前様とするよりずっと長くて、唇がふやけるほどに交わしたものよ。
果てることも教わった。秘所…いや、"おまんこ"の、一番奥でな。
そうそう、尻穴でも達することができるよう、入念に"開発"されたのう。
当時のわらわからしてみれは、嫌悪感と屈辱感にまみれた日々じゃった…。
…今はどうか、とな?
クク…そんなもの、この姿を見ればわかるであろう?
運命の日…改装の当日、"あやつ"がドックに入ってきてのう…
改装途中の、全ての艤装を排したわらわに、太くて逞しい摩羅を、突き立ててきたのじゃ。
当然、振り払う…ことなど、わらわにはできなんだ…。
それどころか、挿し入れられた摩羅のあまりの気持ちよさに、一瞬…果ててしまうほどじゃった…。
後ろから遠慮なく突いてくる"あやつ"に見せられたのは、一枚の"黒い紙"。
この日のために"あやつ"が"深海の連中"と結託して作り上げたという、"魔改造設計図"と呼ばれるものじゃ。
わらわに提供すると言っていたあの改装設計図は、偽者。上層部からの打診というのも、全て偽装されたものだったらしくてのう。
全ては中将であるお前様の秘書艦…わらわを、"強制的に娶る"ための姦計だったのじゃ…。
気付いたときにはもう、遅かった。
抵抗する気力を削ぎ落とすかのように"あやつ"の腰の動きが激しくなってのう…。
わらわの腰も無意識のうちにそれを、受け入れてしまっておった。
そして一際強く"あやつ"の腰が打ち付けられ、わらわの子壷にたっぷりと…"主様"の種が植えられた瞬間…
"魔改造設計図"がその力を発現させおった。
達する、などという生易しい表現では表しきれぬ、天にも昇るような快楽。
全ての価値観がひっくり返り、わらわの身体の一片に至るまで"主様"の所有物と化してゆく感覚。
その時わらわは、"連中"と同じ存在…"主様"に尽くす魔艦として、生まれ変わったのじゃ。
それから今に至るまでずぅっと…"主様"と交わっていてのう…♪
すまなんだ、お前様…帰るのがこんなにも遅くなってしもうたわ…。
…ここを壊したら、すぐにあちらの母港へ戻るがのう?
やや児を産まねばならぬのじゃ♪めでたかろう?お前様…♪