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Artist's commentary
【機械甲冑博覧会】The Lord Of Maximilian
■次の漫画の構想中に、不足しがちなファンタジー分とメカ分を同時に補給できると言う
ステキな企画を発見したのでホイホイと描いてしまいました。
企画元illust/5721496
機体名:ザ・ロード・オブ・マクシミリアン 通称:L.O.M
どこぞの国のお転婆な姫様が、戦場に“お忍び”で出撃する際に使用する機械甲冑。
一目見て解る巨大な戦鎚の打撃力と鉄壁のタワーシールドによる、高い戦闘能力
そして、その高い出力は言わずもがな脚力にも及び、これだけの重装備ながら一般的な機体と遜色の無い運動性能を誇る。
特筆すべきはその豪奢な外見とは裏腹に、堅実に待ち構え、強烈なシールドバッシュ→転倒した相手に回避不能の必殺の一撃を叩き込む
──と言う、搭乗者の戦闘スタイルであると言えるであろう。
ここまで聞くと、そろそろ『燃費が悪い』とか『実は背中が弱点』とかの意見も出てきそうだが
この機体に限っては、尋常じゃなく高価・最高水準の部品を国費を注ぎ込み贅沢に使用
尚且つ、整備には腕利きの技師を通常の三倍の人数付け、挙句に五倍の整備期間を要すると言う徹底した管理によって
想像しうる限りの欠点を完全に無くしている。…ハズである。
(先日、あまりの重量に耐えかねて橋が崩落した件や、ぬかるみでは置き物になる所は姫様の手前、誰も口にはしないようである)
上記の特性上、戦闘後の再出撃が極めて難しい点も致命的。