Artist's commentary
【一番寒い日に】大寒のレティさん【一番のぬくもりを】
「――おまたせ、あなた…」
レティの声とともに頬を撫でる湯気のぬくもりと出汁の香り。大寒の日にあわせて彼女が鍋を振舞うと言い出したのだ。
「寒いときにはぬくもりを愉しむのが人間流なんでしょう?」
また寒空に連れ出されると思っていたと嘯く私にレティは微笑んで応える。
「ぬくもりを感じられる喜びを教えてくれたのは貴方。なら、私は今日を貴方を最高に喜ばせられる日にしたいわ」
竈の前に立つだけでも辛いだろうに、額に玉の汗を浮かべながら微笑むレティに、私は、心の奥底からぬくもってゆく、そんな感覚を味わっていた――。
◇1/20は大寒―― 一年でもっとも寒い時期ということで、若奥様なレティさんを描いてみました(奥様関係ねー!)。 汗をかきかき鍋を準備するレティさんの図といったところですかね。 ちなみに眼鏡は私の趣味です。 …俺得だっていいじゃない?
◇ちなみに、2枚目は今はやりの『あの一文』追加Verです。 これだけでレティさんが何か仕込んでる&誘ってるようにしか見えなくなる不思議! キャプションの雰囲気ぶち壊しですが、まぁ、ネタってことでひとつw