Artist's commentary
因果応報
恋敵に取り巻きの男達をけしかけ乱暴させた女。彼女には想像力が足りなかった。結局彼女の行為は自分の身近に性犯罪者を量産する結果となった。男達はあの一件で味を占め、その後に何人も近所の女性を毒牙に掛けていった。そしてついに彼女の番が回ってきた。恋敵を排除して以来彼女の恋の進行状況は良好で、以前なら声すら掛けられなかった思い人と今日は手を繋いで歩くことが出来た。鼻歌を歌いながら帰宅する道を軽やかに進む。「報酬貰ってなかったよな?」 突然男の声が聞こえると同時に強い力で腕を引っ張られる。悲鳴を上げる間もなく別の手が口を押え更に別の手が体を抱え上げる。男達は慣れた手つきで彼女をすぐ傍にある廃墟の地下室へ運んだ。あらかじめ用意されていた小さな電灯が揺れる中、彼女は着ているものを全て剥ぎ取られ、小さな子供に用を足させる様な格好で抱え上げられた。と、唐突に唇に何かが吸い付く。キスだ。彼女の初めてのキスは甘酸っぱくなどなく饐えた臭いが口いっぱいに広がった。呆然としている彼女を抱えている男はそのまま地面へ仰向けに寝転がり彼女の秘所を天に向けた。そこで我に返った彼女が男達を口汚く罵る。しかし男達は下品な笑み浮かべ囲むように彼女へ迫る。その内の一人が彼女の上へ跨って黒く光る怒張を手に取り彼女の秘所へあてがう。思い人の顔が頭を過り彼女がそれだけは止めるよう懇願するが、跨っている男は躊躇なく自らの尻を彼女の尻へ向かって力強く振り下ろした。パンッ! …見ると結合していた。彼女が大切にとっておいたものを奪ったのはまたも思い人ではなくくだらない取り巻きの一人だった。クッチャクッチャ…。純潔の証を潤滑油として男がリズミカルに腰を振る。彼女はあまりに耐え難いこの状況に、思い人に優しく抱かれるイメージへ逃避しようとするが背中にいる男が乳房を搾り上げそれすら出来ない。まさに地獄だった。その日、彼女は7種類の種を腹の中でブレンドすることとなった…。 illust/38260553の続き