Artist's commentary
冥府の薄幸薄荷
「うふふ、ここはあのお方と過ごすための大切な場所。誰にも邪魔はさせないわ」
「えー、めんどくさいッスよー、なんでオレっちまで手伝わなきゃならないンスかー…」
◆東方邪星章よりEXボス「エルフィンミント(Elfin Mint)」、通称ミントさんです。
見ての通りの妖精…ですが本質的にはまったく別物。
◆落ち着かせる程度の能力を持ち、その芳香を嗅いだものをリラックスさせることが出来る癒し系能力の持ち主。
一見すると地味だが、その支配力は見た目以上の効力を発揮し、大人数のケンカくらいならあっさりと沈静化することが出来る。
◆デザイン的なこと…
コンセプトはプチヤンデレ。また、既存の妖精とは別物であることを意識しています。
いまではミント(ハッカ)の妖精になってますが彼女は元々はニンフと呼ばれる精霊、もしくは下級神の一人。
青白い肌や長く伸びたエルフ耳、暗所生活に適応するため瞳の構造も変化し、一般的な人妖のそれとは異なる感じです。
ハッカの結晶である翼は日々成長しており、先から砕けていくため毎日形が変化しているとか。
ハッカの結晶そのものなので利用用途は多いらしい(食料、香料等)
普段はツンツンしているけど思い人である冥王にベタ惚れということで、頭にある大きなリボンは自分はご主人様の所有物という意味も兼ねてます。
一見するとクール系に見えるが意外と表情豊かでころころ変わる顔芸がチャームポイントです。
◆オプションである謎のコウモリっぽいのは『ザンクロー』
ザクロの実に羽が生えてた使い魔のような姿に見えるが、実のところこいつこそミントを雑草に変えた張本人である女神の分霊。
長い時間を掛けて復活した彼女をめざとく察知し、お目付役として配されている。
現在はミントのパシリをやっているが本人的にはそれも計算ずく…らしい。
実際ザンクローの見聞きした情報はリアルタイムで通知されているため、隠しようがないのである。
といっても、女神本人はいまのところミントに対して即座に動きを見せる様子はない。
なぜなら、幻想郷には冥王好みのロr…もとい純真な少女が多数いるため、ミント一人に構っている余裕はあまりないとか。
ミントはプチヤンデレだったが、女神はそれ以上のヤンデレだったのです。
ちなみにザンクローはミントにも女神にもぞんざいに扱われてます。