Artist's commentary
See this! See this!
今回気を付けた事…線画はまず、全体の形・バランスを観ながら、描く。肉体の各パーツは『何が手前にあって、何が奥にあるか(<多分”立体感”を意識することなんだと思う)』を意識しながら描く。食い込み等、服と身体が触れ合う部分は特に意識して描く。 …次に彩色は、まず光源を決めて、パーツごとにどう光が降りてくるかを意識しながら明暗をつけていく。今回特に大きな変更としては、”基本色””影””ハイライト”と色調を変えていく中で、色相自体も微妙に変えた。例えば、”基本色”が肌色なのだとしたら、その”影”は肌色に少し赤色を足してみる。逆に”ハイライト”には肌色に少し黄色を足してみる。すると…おぉ!なんか今までより鮮やかにコントラストが付いた気がするぞ?今までは、肌のコントラストを付けようとしても何故か”生気がない”肌になってしまっていたのは、ただ暗くしたり明るくしたりしていたからか?コントラストを変えるに従って色を混ぜると立体感に幅が出るんだなーっ ……つまらん事を長々と描いてしまった。こんな事は美大を出ていたり子供の頃から絵を描いているホットガイズには”ナニを今更w”な事なんだろうな。自慢じゃないが俺が絵を描き始めたのは就職した頃からなんだ。ガキの頃は年に一度年賀状にボールペンでキノコ雲の絵を描くくらいしか絵を描いていなかったからな。その上、画材を買って自分で描き始めてからも『コレがボクの個性です!』みたいな変な意地が何年も心にのさばって成長を著しく妨げた。中途半端な”個性”など、俺にとってはクソの役にも立たん。例えばラーメン屋に喰いに行って、ドブ汁みたいなスープの味噌ラーメンを喰わされて893円も取られたらそんな店二度と行かないだろう?極め付けに店のMUR大先輩みたいな親父が『コレがウチの味(<個性)だ馬鹿やろう!』なんて言い出したら重症だよなぁ。俺がそれなんだ。…ズァけんなよ、ズァけんな…俺は疫病持ちのスローロリスの陰毛にたかるケジラミの糞にも劣る存在かもしれんが、まだ生きてこの3次元世界に存在しているんだ…だったらもっと上手くなる可能性があったっていいダルルォ?上手いやつが人間なら俺だって人間なんだ……またクッソゲスい長文キャプションを書いてしまった。もし読んで頂けた方がいらしたら、お礼を申し上げてビンビンにならせて頂きます…